安倍政権は増税と同時に財政出動しているので、財政再建前向きには見えない。
本来、金融緩和を十分にやる、、それだけで良かったはずです。
増税、財政出動を同時にやって、役所を更に肥大化させる必要はなかった(増税で役所に入る金を増やし、財政出動で役所が使える金を増やした、、つまり、役所の権限、支配力を強めた)。
まず、十分な金融緩和をやる。
それでだめなら財政出動。
そして景気回復後の税収が不足してれば増税。
、、、普通に考えればこれで良かったはず。
不良債権莫大な欧米は実質、金融緩和一本で2年でインフレ率2%(インフレ率上昇は景気回復と同義)になったのだから、安倍政権の財政出動は説得力がないのです。 景気回復のためと称する財政出動はほんとに必要だったのか?
そのうえ、二年でインフレ率2%(=適正な景気回復)は無理とか言い出している。
これもおかしい。
財政出動は増税対応でさらに追加してるし、不良債権莫大もないのになぜ2年でインフレ率2%が無理なのか?
それは金融緩和を十分やる気がないからに他ならない。
なぜ、金融緩和を控えめにするか?
それは景気をあまり盛り上げず、税収があまり増えないようにし、財政悪化状態を維持して、消費税8%ではまだまだ足らん、と言うためです(景気ピーク局面でもう一段の増税、そして景気反落後に更なる増税が画策される可能性に注意)
要するに、安倍政権は財政再建を本気でするつもりはなく、財政に危機意識はなく、財政危機は増税推進のための方便にすぎないのです。
それでも安倍政権は金融緩和不足、円高デフレを長期化させつつ増税を画策した民主党政権よりは圧倒的にマシである(民主党は日本潰しと役所へのゴマすりに躍起であった)。
しかし、金融緩和推進、安易な増税反対の『みんなの党』よりは圧倒的にアホ。