昼ごろお伝えしたとおり、アメリカ議会で上下両院で債務上限引き上げと政府機関の一部閉鎖解除で法案を可決し、目先の財政懸念は解消されました。正確には先送りとなりますが、それはまた来年に一旦持ち越しという格好になっていますφ(。_。*)カキカキ…
というわけで米財政懸念の後退から、今後の市場のテーマは「米経済状態」そのものに移っていくことになります。今回は2週間以上もの間、一部政府機関が閉鎖されましたが、その間の損失というのはやはり莫大なものになることが予想されます。
ですので、今後はどの程度のマイナス影響を受けたのかという点と、それが今後のアメリカの金融政策にどのような影響を与えるのかという点について、見ていくことになりそうです。
まず、わかりやすいのは今後発表されるであろう経済指標です。特に政府機関閉鎖の影響があると考えられる指標については要注意でしょう。そして、米金融政策への影響は、各連銀総裁などのFRB(連邦準備制度理事会)メンバーの発言が注目されますので、いつも以上に警戒する必要がありそうです(`・ω・´)チュウイ!!
ちなみに延期されていた(米)9月雇用統計の日程については、明日という話もありますが、まだはっきりしないので続報をお待ちください。発表元の米労働省労働統計局のHPを見たところ、先ほどちょっとだけ更新があったようで、閉鎖の旨を伝える警告文のようなものが消えていました。
日程についても、近いうちにこの労働統計局が発表していくことになりますので、英語が得意な方は少し注意して見ておくと、いつ発表になるか先取りできるかもしれません(ノ´∀`*)
ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場を見ていきましょう。機能の海外市場は、1ドル=98.20~98.90円台と急上昇する場面も見られました。欧州市場は、米財政協議を控えてこの日も様子見ムードが強く、値動きには乏しい展開でした。そんな中でややドル売りの動きがあり、ジリジリと値を下げました。