今は「あげぽよ」とか使うんですかね?もう古いのかな~?と、アラサーのゆきママにはすでにわからない領域ですが、とにかく市場はリスクオン(選好)のあげぽよ状態ですねヽ↑●´∀`●↑ノアゲポヨ♪
その理由はもちろん、アメリカの財政協議の進展に他なりません。ここまで、オバマ大統領率いる民主党側と、野党である共和党側の対立から、政府機関の一部が閉鎖(シャットダウン)したり、さらにその先にある『債務上限問題』でデフォルト(債務不履行)に陥るのではないかという懸念が市場関係者に広がっていました。
ただ、ここにきて約6週間(11月22日まで)債務上限を引き上げるということで、本日中にも合意する可能性が高いとの報道から、目先のリスクが解消したことから、円安・株高の流れが復活しています。
共和党側は政府機関の一部閉鎖を解除するための方策を話し合う超党派協議の立ち上げを条件に、上限を一時的に引き上げる案を提案しており、オバマ大統領側は政府機関を無条件で再開するよう求める姿勢を崩さなかったようで、双方まだ合意には至っていませんが、この程度であれば恐らくオバマ大統領側が折れるのではないかという気がします。
まぁなんというか共和党側が、予算に関して何らかの条件(オプション)を付与してくるのかと思ったら、意外と素直にほぼ無条件での短期的な債務上限案を提示しました。これに対してオバマ大統領側も「より長期の案が望ましいとしているものの、政策上の条件が付かない引き上げ案であれば、支持するだろう」との声明を発表しています((φ(´゚ω`*)ホゥホゥ
なので、かなりの確率で近いうちに合意が発表されるのではないかという見方が強まっているようですね。ゆきママも共和党の姿勢がかなり軟化していることから、今日明日中に短期的な債務上限の引き上げが決まってもおかしくないと考えています。なんだか昨日とは全く違うことを言ってごめんなさい(ノ∀`)キョウワトウガナンカシスギナンデス…
そんなわけで、アゲアゲムードとなっています(´∀`∩)↑age↑ しかしながら、問題はこの引き上げ期間の短さですよね。昨日も書いていますが、やはり数週間は短すぎると言わざるを得ません。議論が数週間先延ばしになるだけなので、少なくとも数ヶ月単位での引き上げにならないと、ここから一段高というのは少し厳しい気がします。
ですので、今後はこの引き上げ期間について、共和党側の提示どおり6週間となるのか、あるいはもっと長い期間で2~3ヶ月以上となるかどうかが焦点となってくるでしょう。長期的な引き上げとなればそれを好感した上昇余地がありそうですが、6週間程度となってしまった場合には、失望の売りも出てくるかと思いますので、注意が必要です。
もちろん、市場は早期の決着、今週中に合意に達することを期待していますから、与野党の隔たりが顕著になって話がまとまらない場合は、大きく下落する可能性があります((ノ)゚Д゚(ヽ))ヒィー!
とりあえず相場はかなり上がっていますが、結果次第では再びリスクオフ(回避)ムードになって、サゲサゲというパターンも十分考えられますから、しっかりと事態の推移について目を光らせておきましょう。
というわけで、ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場について振り返っていきましょう。昨日の海外市場は、1ドル=97.50~98.20円台で概ね堅調な推移となりました。欧州市場では、東京市場の流れを引き継ぐ形で、米財政協議への進展期待から、欧州株の上昇とともにジリジリと上値を伸ばしました。ただ、値動きは限定的でNY市場の動向待ちといった面も見え隠れ…