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次期FRB議長はイエレン氏!史上初の女性議長誕生へ
タイトルにもあるように、オバマ大統領は次期FRB議長にジャネット・イエレン現FRB副議長を指名するとのことです(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ 1913年に誕生したFRB(連邦準備制度理事会)では、100年の歴史の中でこれが史上初の女性議長になります。
ホワイトハウスの声明によると、指名発表は9日の15:00(日本時間10日午前4:00)に行うとのこと。これまでたびたびゆきママのブログにも書いてきましたが、同氏はハト派として知られ、これまでのバーナンキ議長の金融緩和路線を引き継ぐものとみられています。
ちなみにFRB議長の就任には、米議会上院の承認が必要となっています。イエレン氏は元々民主党内からの支持が高いことなどで知られており、円滑に承認されるとの見方が強まっています。
ハト派で金融緩和路線を継続していくわけですから、基本的にはドル安(円高)要因となりますが、市場の反応はほとんどありませんでした。普段なら材料になったかもしれませんが、米財政協議が佳境を迎えていたこともあって、材料視されませんでした。
それに先月、最有力と見られていたサマーズ氏が辞退に追い込まれていた時点で、ほぼイエレン氏の就任が確定していたということもあって、ある意味完全に織り込み済みという側面もあるでしょう。
次は女性初のアメリカ大統領誕生に期待したいですね(b´∀`)ネッ! てなわけで、ここからは昨日今日のドル・円相場について振り返っていきましょう。
昨日の海外市場は、1ドル=96.80~97.20円台での狭い値動きで方向感のないレンジ相場となりました。欧州市場は、株価が下落して始まったことから、序盤は弱含みましたが、その後はやや買い戻されて高値圏へ上昇しました。ただ、調整的な動きで、伸び悩んでモミ合いながらNY市場へ…
今日も、アメリカが下げ止まりしなければ明日は下げる展開じゃないかなーと予想します。
オバマは政治的成果の目玉である医療保険改革の1年延期や国費を充てないなどの共和党の要求をすんなり受け入れるとは考えづらく、また共和党も債務上限を医療保険改革の最後の交渉カードと考えているためオバマの要求道理無条件で債務上限を引き上げるとは考えにくいでしょう。
現実的な考えてとしては2~3か月医療保険改革の協議時間を持たせる代わりにデフォルトを回避するため債務上限を2~3か月解除するなどのギブアンドテイクの交渉をしない限りお互い意地をはりつづけて破滅的な事態を招きかねないと考えています。