底値を狙って買おうとする事は、
難しい事であり、あまり重要ではありません。
たまたま買った値段が底値だったという事なら、
よくある事で、何の不思議もありません。
よくある訳でもないか。
トレンドの定義から言って、
下落トレンドは高値切下げ、安値切下げが基本です。
底値かどうかは、
高値切上げ、安値切上げを確認し、
上昇トレンドになってからでないと確定出来ないのです。
下落トレンド継続なら、必ず安値切下げが起きるので、
底値ではなくなってしまいます。
高値切下げもあるでしょうから、利食い売りも難しいでしょう。
逆張りで底値を買おうとする事は、
下落トレンドが継続する事を前提にするので、
そもそも矛盾してしまいます。
底値の目処があるなら、誰もそんな値段じゃ売らないし。
下落過程で値段が付いている事自体、不思議ですよね。
買い占めるつもりで買い下がる大口投資家の戦略としては
有効かもしれませんが、
同じ戦略を取るのは不利です。
相対的になるべく安く買うための戦略としては、
・安値のレンジで売られ過ぎ感や下げ渋り感が出たので、
更に下げた所を逆張りの買い。
(下げ圧力が弱まってからの買い)
・反転シグナルが出たり、レジスタンスを超えた所で順張りの買い。
(上げの初期段階の買い)
などになるでしょう。
散らして買うと言うのもありますが、
あまり効率的ではありません。
同様に、
天井を狙って売ろうとする事は、良い戦略ではありません。
と、自分に言い聞かせて、
スイングのチャンスを狙う、我慢の月になりそうです。
今月チャンスがあるのか?という突っ込みはとりあえず無視します。
それから、
利食いポイントと、損切りポイント、およびドテンポイントが
それぞれ違う点も、自分ルールに組み込みたいと思います。
おやすみ。