と、ドルは買い戻され、€が高止まりしている。
で、ダウは昨日の午後の高値更新を受けて高値から寄り付き、利確売りに圧されて上げ渋っているようだ。
昨夜のダウの高値更新を受けてNKは続騰となり、$買い円安が促されてNK後場も14700円あたりの取引が継続となった。
picsでは続騰が目立ち、金融・不動産関係に顕著だが、製造関連ではユーロ高が気になり上げ渋っていると見る。
以上から、明日の憶測をしてみる。
1 チャートから
ボリバンの日足では+2σに達し、RSIも80以上となり調整が入ることが考えられる。ただし週足ではボリバン+1σ、RSI50台、週足は今のところ下髭付き陽線と買い気配が続いている。また、来週も月曜日は祝日なので、リスク回避の動きも考慮したい。
2 円レートから
円安が進行していることから、原材料価格上げが続くことが製造業に不安材料を付けている。一方、金融面ではドル安からの海外投資が継続することが期待されるので、サービス・金融・不動産では続騰が見込まれる。
3 アメリカ市場から
ダウの下げが利確売りを中心としているなら、売り一巡後に上げが想定される。ドルも回復していて海外の政情など大きな不安が当面無いことを考えると、反騰が期待できるとも言える。
以上から、明日のNKはダウの急落が見られたり、ドルが売られる材料が出てこない限り、NKは利確売りから続落とはならないのでは無いかと憶測する。が、ダウの回復やドルが上値重くなると、NKの終値は14700円を切り下げる可能性はあるのでは。
その他
今日は中秋の名月で、かつ満月と重なる日だった。午後8時過ぎに最大の満月で、あと少しずれると月食となる稀少日。近くのたんぼ道で月を観測。快晴と相俟って、月明かりが空気を照らし懐中電灯なしで歩ける明るさの中、しばし月見(実際は写真撮影を見守っていたのだが)を楽しんだ。
次の中秋の名月が満月となるのは東京オリンピック後になるらしい。その頃、世界はどう変わっているのだろうか。そんなことも考えてしまった・・・。