量的緩和縮小の見送りを受けて、昨日の米国株式市場は大幅続伸した(DJIA +147.21 @15,676.94, NASDAQ +37.94
@3,783.64)。アジアの株式相場も上げた。さらに政府が法人税の実効税率を下げる検討に入ったと報道された。これらのことを好感して、為替相場は円高方向へ動いたにもかかわらず、本日の日本株全般は大きく上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,544に対して、下落銘柄数は160となった。騰落レシオは105.50%。東証1部の売買代金は2兆4147億円へ増加した。
TOPIXも日経平均もギャップアップして始まり、さらに上げて下ひげを引いた陽線で終えた。昨日まで上値抵抗線として意識されていた8月2日高値を完全に上抜けした。次の目標は7月19日高値である。注目すべきリスク要因は為替レートの動きだ。今日は円高の動きを跳ね返して株価は上げたが、明日以降もそれが続くか?
TOPIX
+22 @1,215
日経平均 +261円
@14,766円
33業種すべてが上げる全面高となった。上昇率順では、鉄鋼(1位)、非鉄金属(2位)、不動産(3位)、その他金融(4位)、パルプ・紙(5位)となった。