「老眼鏡」という言葉のイメージを覆す、若々しいデザインの眼鏡が多くなり、アクセサリー感覚で身に着ける人が増えているようです。
南青山にある眼鏡ショップ「ブリンク青山本店」で扱う、欧米のデザイナーが手掛けるフレームは、近年のファッションにおけるクラシックブームを反映し、ちょっと懐かしいデザインとはいえ、素材はチタンなどで驚くほど軽いそうです。
同店では、
(1)新聞や本を読むときに便利な近用
(2)テレビや会議ボードなどを見るときにも使える中近両用
(3)デスクワークに使える近々ワイド
(4)掛け替えの必要がない遠近両用
などを顧客のニーズによって、詳細なカウンセリングを行って調整するそうです。
安価でおしゃれなデザインのリーディンググラスも人気のようですが、検眼なしのリーディンググラスは便利な半面、左右の度数は同じでフレーム調整がしにくく、場合によっては疲れが出たり、見にくさの改善につながらないことがあるそうです。
よく「目が良い人は老眼になるのが早い」といわれますが、遠視の人は近視の人に比べ、近く(30~40センチ)にピントを合わせる力(調節力)がより多く必要だそうです。
老眼はこの調節力が加齢によって衰える現象で、近視の人でも矯正していれば近くが見にくくなる年齢は45歳前後で変わらないそうです。
メガネ屋さんのホームページを見ても、いろんな種類のシニアグラスがあるようですね。
TPOに応じていくつかの「老眼鏡」を用意するのは楽しそうですね。
ただ、その分コストはかかりそうですが...