米ロがシリア化学兵器廃棄で合意、14年半ばまでが目標
9月14日、ケリー米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相(右)は、スイス・ジュネーブで会談し、シリアの化学兵器を2014年半ばまでに廃棄させる枠組みで合意した。ジュネーブで撮影(2013年 ロイター/Ruben Sprich) [拡大]
【ジュネーブ/ベイルート 14日 ロイター】 - ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相は14日、スイス・ジュネーブで会談し、シリアの化学兵器を2014年半ばまでに廃棄させる枠組みで合意した。
米ロ外相はシリアのアサド政権に対し、1週間以内に化学兵器に関する詳細を申告するよう要求。また、国際機関の査察官を受け入れ、2014年半ばまでにすべての化学兵器を廃棄するよう求めた。
今回の合意を受け、オバマ米大統領は「外交交渉が失敗すれば、米国は軍事行動に踏み切る用意がある」と発言。「国際社会はアサド政権が公約に従うことを期待している」と述べた。
2013/09/15 9:45