先週は、オリンピック、中国の指標の改善、シリアへの軍事介入延期などで、強気相場であった。今週は、FOMCの緩和政策からの脱却が、相場の目玉になると思っている。
しかしながら、先週の相場が強かったのは、このFOMCを中心においてのことであると考えている。このまま、強気相場というのも、疑問符が付くところであり、FOMCまで、まって、出遅れ株で勝負するというのもありかと考えている。
リスク選好型のユーロ、豪ドルがつよかったのが印象的であった。豪ドルは、このまま、0.9500あたりまで戻すか、あるいは、FOMC後に、材料出尽くしにより、下落するかであるが、中国の景気が、改善してくるとも思えず、そうであるならば、買いでなく売りであるかと考えている。
FOMCが嵐であるならば、今は、嵐の前の静けさというところか。
FOMCまでは、様子見を決め込もうと思っている。
建築関係の株は、おいしそうである。まだ上げてくるようであれば、売りたいところである。
<為替相場>
ドル円 98.20~100.20
ユーロ円 130.20~134.20
ユーロドル 1.3120~13520
<株式相場>
日経平均 13800~15200