株価上昇で始った今年も、はや秋9月半ばになりました。
投資成績はいかがでしたか？
年初から春５月までは、株式信用評価損率がﾄﾞﾝﾄﾞﾝ上昇し＋４％になるなど、信じられない異常な事態となっておりました。
株式取引をして損をした人がいないと言われる水準に達していたのです。
あり得ない事が起こったのです。
株さえ買っていればだれでも儲かった時期が到来していたのでした。
沸き返る株式市場。狂気に明け暮れる株式市場。
株株株
あちらこちらで「大儲けしたよ~」との会話ばかりが聞こえて来ました。
人々は冷静さを欠いていました。個人投資家のほとんどの人がそうでした。
そんな時に「危ないよ！」と日記を書いたら袋叩きに遭ってしまいましたよ。ははは
そうこうしている内に来ましたよ～1143円安の大暴落が！
5月23日の木曜日、東京株式市場で日経平均株価の終値が、前日終値に対して、-7.32％の-1,143円28銭の下落となり、2008年のリーマンショックの1日での下げ幅を超える下げ幅となりました
実は私は、みんなが儲かったと言ってｳﾊｳﾊ気分に浸っていた春頃は、全然儲けておりませんでした。
他の個人投資家達が大儲けしている時には株を持っていなかったのです。
少しだけは保有していましたがほとんど現金化していました。
つまり株を買っていない状態だったから儲けもなかった訳です。
５月23日の大暴落で天国から地獄に転落した人の数は膨大な数に上りました。
当然大きく膨らみ切った保有残高が一瞬にして含み損に変化、追い証に追われ投げ売られ、それゆえ株価がまた下がる悪循環に陥ったのですね。
6月の信用評価損率は－15.65％にまで下がりました。
この影響は長引き8月は－8.67％~－14.44％で推移し、9月は－10.94%でした。
株式投資で個人投資家がどれ程大きな損を出したかが数字の上からも推測できます。
さて今日の本題「カモになり易い人」は前述の説明にもあるように、「データー無視」「行け行けドンドン」「相場に酔う」、当然な事に「資金管理無視」「ロスカット無視」「myルール無視」になります。
更にはもっと始末が悪い人がいる。金持ちだ！
無尽蔵の金を持つ金持ちではなくて「普通の金持ち」、大体金融資産が1000万～1億くらい持ってる人の事だ。
この人達は少々やられても預貯金を引き出して来て「今度こそは~！」と資金を投入して来る。
こう言うレベルが一番美味しいカモになるのよ。（▼▼ﾒ）
確立した投資法を持たずに、なまじ金がある為に金に物を言わせてつぎ込んで来る。
「今度こそはリベンジだ~！」「今度こそは前の損以上に儲けてやる~！」とね。
100万以下の小額投資家は50万もやられたらｼｭﾝとなって止める人が多くなる。
だからそれでいいんだよ。
投資法を確立しない限り、株で勝つのは難しいと知るべきだね。
