ドル建て金は、シリア情勢の緊張緩和や米国の量的金融緩和の縮小観測が圧迫材料となっている。FRBは9月にも量的緩和の縮小を開始するとの見方が強まっているが、先週発表された米雇用統計が弱い内容だったため、来週(17、18日)のFOMCの結果を見極めたいとのことから積極的にポジションを傾けることには慎重となっている。しかし、縮小が濃厚との見方を先に織り込む動きになる可能性が高いのではと思われる。
本日夜間取引時間は、7月のユーロ圏鉱工業生産(18:00)、米週間新規失業保険申請件数(21:30)などが予定されている。シリア情勢懸念の後退で地合いが弱まっているため、発表内容には十分な注意が必要である。
夜間取引レンジ 4,254円~4,322円
中川
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