堅実さんのブログ

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収入の八割の生活を 9月11日(水)20時37分

 こんな話を聞いた。運動不足で、このままでは、生活が立ち行かなくなるという、危機感から短い時間でも、近くの田んぼ道を、走ってきた後だった。

 

 自営業をやっていた人が、親の留守中に、現金やら貴重品やらを持ち出して、東京に行き、そこで失くしてしまい、高崎駅まで帰ってきたが、それから先の、家に帰る旅費が無いということだった。

 

 その自営業といっても、従業員が60人規模のものだった。しかし、親から経営を引き継いだものの、経営が立ちいかなくなり、倒産となる。その後、はっきりしたことは分からないが、何か小売業を一人でやっていたらしい。

 

 その人は、生活が派手で、景気がいい時は、ベンツを乗り回し、味噌はどこそこが美味しいとか言って、わざわざ、車で買いに行くような生活だった。それが次第に落ちぶれて、家に帰る旅費が無いという話だった。

 

 小説に出てくるような話である。しかし、現実に聞くと、世の中にはこんなことも有るものかと、改めて考えさせられる。

 

 この日記でも収入の八割の生活をと、何度か書いたことがある。つくづく、その意味や結果が、そしてそうしたことへの、これから先への不安が少なくなることで、堅実な生き方だと思う。

 

 今、国民一人当たりの国の借金は800万円である。これも何度も、書いてきたことで、読者はうんざりするかもしれない。しかし、これからの国民の生活を考えるとき、消費税は上げるしかないことは、健全な判断の出来る人なら理解できるはずである。ここでは景気への影響がどうのこうのとは、言ってられない事である。

 

これと並行して社会保障費を大胆に削減すべきである。年金の1割の減額、生活保護費の2割削減などはまともな考えの人なら、当然容認できるはずである。そして公共工事費も1割程度、削減すべきである。今まで使い過ぎたのである。財政を健全にするには、すでに遅すぎるのである。ここは、国民は我慢するしかないと思うが。

 

 

 

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