先週も、わけのわからない相場展開が続いていた。いったい、どちらの方に、相場が動くのか。市場の不安を、反映した相場の動きになっているというところか。
来週のFOMCをにらんだ展開になっているのであろう。おそらく、国債の買い入れの縮小があり、その後、様子を見ながら次第に、市場から資金を引き揚げていくのであろう。買い入れた債権は、おそらく連邦準備銀行の金庫の中で、漬物となるのだろう。
今週は、重要指標にらみの展開になると思っている。月曜は、オリンピック誘致で、上げそうである。シリアの毒ガスで、相場が揺れ動いているので、わけのわからない状況になりそうである。おそらく、オリンピックで、一時的に上げそうであるが、上げ上げ相場への転換になるとは考えにくい。FOMCにらみの展開になりそうである。今週も、どっちつかずの展開か。
おさらく、この期に及んで、重要指標で、相場を動かしてくることもないだろう。短期で攻めるのも難しい。今週は、様子見である。為替相場も、おいしそうなところがない。ユーロの動きも、いまいち、つかみにくく、1.2800まで、いっきに行きそうにもない。中国の景気も、持ち直しているということであるので、ユーロも小康状態というところか。豪ドルの0.9120まで戻しているが、しばらくは0.8850~0.9250での、横ばい状態とか言うところと考えている。