NGTNさんのブログ
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今日の相場 -4/30-
∇4/28 ダウ:12,871.75(-20.11) ナスダック総合指数:2,424.40(+1.47) S&P500:1,396.37(-1.47)
4/29 ダウ:12,831.94(-39.81) ナスダック総合指数:2,426.10(+1.70) S&P500:1,390.94(-5.43)
FOMCを前に株式市場は小動き。原油価格は下落、ドルは上昇。
・米マーズがリグレーを買収、世界最大の菓子メーカー誕生へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31561020080428
・4月米CB消費者信頼感指数、5年ぶり低水準
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31570120080429
・2月の米住宅価格、20都市中17で過去最大の低下率=S&P/ケース・シラー
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31569320080429
∇日経平均:13,849.99(-44.38) TOPIX:1,358.65(-3.10)
3月鉱工業生産速報値が予想を下回ったことから、寄り付きは売られましたが、金融株へ買いが入り昼過ぎには日経平均14000円に近づく場面もありました。その後は、メガバンクや証券への買い戻しが一通り終わったのか、これらの銘柄が垂れていきそれに合わせて株価指数も下がっていきました。長期国債先物がしっかりしていたことから、株価指数先物への買いが入りにくかった面もあるかもしれません。
・鉱工業生産3.1%低下・3月指数、米国向け自動車不振
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080430AT3S3000B30042008.html
金融株は月曜がクライマックスかと思いましたが、もう一発ありましたね。やっぱ3連発&長いヒゲをつけないと、やりきった感が出ないか。セリクラも同様に、大陰線3連発&長い下ヒゲ&出来高急増が反発しやすいパターンですから。メガバンク、大手証券、保険、大手不動産、これらは軒並み年初来高値を更新していますが、日本の内需が盛り上がって国内景気が良くなる兆しはあるのでしょうか。銀行は、貸し倒れ引当金が増えてきています。機械や海運など、グローバルの景気敏感株が買われるのは、世界的な景気回復期待ってことでわかりますが、金融などは単なるショートの一気の巻き戻しとしか思えないです。
ショート買い戻し主導の上昇は今日で終わったように思います。金融株や先物の動きを見るとそう感じます。ここから先は、景気回復を期待しての新規買いがどれだけ入るかでしょう。FOMCで0.25%引き下げ&利下げ打ち止め示唆で、ドルも米株も買われて円安ドル高&米株高で日本株も上昇ってのがコンセンサスっぽいので、明日以降も買われるかもしれません。が、今の株価水準は、個人的には、デイ、スイングより長いスパンでの買いは入れたくない位置です。連休明けに崩れなかったら、中長期の買いを入れてもいいとは思います。
商社はやはり売られました。三菱商事は営業利益見通しは市場予想を上回ったのですが、純利益が市場予想を下回ったからみたいです。まあ、結局はショートが少ないのが上がらなかった理由だと思います。松下電器並みのポジティブサプライズじゃないと、ショートが少ない銘柄(大型株)は決算発表後は買われないのではと思います。悪い見通しだと、住友金属鉱山みたいに売られます。
ショートが多いか少ないかは、信用取引の売りだけじゃなく、ヘッジファンドなどが貸株市場で調達した株を売っているのもあります。これはどれくらいあるのかわからないです。一般的には、金融など業績が悪いと思われている銘柄のショートが多いです。資源関連、バリュー系でくくられる、商社、非鉄、鉄、海運あたりはショートが少ない傾向です(鉄は減益観測報道が出たあたりからショートが増えてきた感じですが)。悪材料が簡単に想像できるような銘柄は事前にショートが入っているんです。不動産市況低迷⇒不動産、サブプラ損失⇒メガバンク、円高&北米減速⇒自動車 など。こういうパターン化された考えでたっぷりショートが振られているので、それが決算やイベント前の手仕舞いをきっかけに買い戻されると最近の相場みたいな動きになるのでしょう。
ただ、金曜引け後に決算を発表して悪い内容ながら月曜買われたホンダは、今日は下がっているので、内容が悪ければ一時的にショートの買い戻しで上がってもあとから売られるように思います。ファナックや京セラ程度だったら、思ったよりも悪くないなって反応で買われたのもわかりますが、ホンダや新日鉄はちょっとね・・・。
4/29 ダウ:12,831.94(-39.81) ナスダック総合指数:2,426.10(+1.70) S&P500:1,390.94(-5.43)
FOMCを前に株式市場は小動き。原油価格は下落、ドルは上昇。
・米マーズがリグレーを買収、世界最大の菓子メーカー誕生へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31561020080428
・4月米CB消費者信頼感指数、5年ぶり低水準
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-31570120080429
・2月の米住宅価格、20都市中17で過去最大の低下率=S&P/ケース・シラー
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31569320080429
∇日経平均:13,849.99(-44.38) TOPIX:1,358.65(-3.10)
3月鉱工業生産速報値が予想を下回ったことから、寄り付きは売られましたが、金融株へ買いが入り昼過ぎには日経平均14000円に近づく場面もありました。その後は、メガバンクや証券への買い戻しが一通り終わったのか、これらの銘柄が垂れていきそれに合わせて株価指数も下がっていきました。長期国債先物がしっかりしていたことから、株価指数先物への買いが入りにくかった面もあるかもしれません。
・鉱工業生産3.1%低下・3月指数、米国向け自動車不振
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080430AT3S3000B30042008.html
金融株は月曜がクライマックスかと思いましたが、もう一発ありましたね。やっぱ3連発&長いヒゲをつけないと、やりきった感が出ないか。セリクラも同様に、大陰線3連発&長い下ヒゲ&出来高急増が反発しやすいパターンですから。メガバンク、大手証券、保険、大手不動産、これらは軒並み年初来高値を更新していますが、日本の内需が盛り上がって国内景気が良くなる兆しはあるのでしょうか。銀行は、貸し倒れ引当金が増えてきています。機械や海運など、グローバルの景気敏感株が買われるのは、世界的な景気回復期待ってことでわかりますが、金融などは単なるショートの一気の巻き戻しとしか思えないです。
ショート買い戻し主導の上昇は今日で終わったように思います。金融株や先物の動きを見るとそう感じます。ここから先は、景気回復を期待しての新規買いがどれだけ入るかでしょう。FOMCで0.25%引き下げ&利下げ打ち止め示唆で、ドルも米株も買われて円安ドル高&米株高で日本株も上昇ってのがコンセンサスっぽいので、明日以降も買われるかもしれません。が、今の株価水準は、個人的には、デイ、スイングより長いスパンでの買いは入れたくない位置です。連休明けに崩れなかったら、中長期の買いを入れてもいいとは思います。
商社はやはり売られました。三菱商事は営業利益見通しは市場予想を上回ったのですが、純利益が市場予想を下回ったからみたいです。まあ、結局はショートが少ないのが上がらなかった理由だと思います。松下電器並みのポジティブサプライズじゃないと、ショートが少ない銘柄(大型株)は決算発表後は買われないのではと思います。悪い見通しだと、住友金属鉱山みたいに売られます。
ショートが多いか少ないかは、信用取引の売りだけじゃなく、ヘッジファンドなどが貸株市場で調達した株を売っているのもあります。これはどれくらいあるのかわからないです。一般的には、金融など業績が悪いと思われている銘柄のショートが多いです。資源関連、バリュー系でくくられる、商社、非鉄、鉄、海運あたりはショートが少ない傾向です(鉄は減益観測報道が出たあたりからショートが増えてきた感じですが)。悪材料が簡単に想像できるような銘柄は事前にショートが入っているんです。不動産市況低迷⇒不動産、サブプラ損失⇒メガバンク、円高&北米減速⇒自動車 など。こういうパターン化された考えでたっぷりショートが振られているので、それが決算やイベント前の手仕舞いをきっかけに買い戻されると最近の相場みたいな動きになるのでしょう。
ただ、金曜引け後に決算を発表して悪い内容ながら月曜買われたホンダは、今日は下がっているので、内容が悪ければ一時的にショートの買い戻しで上がってもあとから売られるように思います。ファナックや京セラ程度だったら、思ったよりも悪くないなって反応で買われたのもわかりますが、ホンダや新日鉄はちょっとね・・・。
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リグレーの買収は、着眼点がいいと踏み上げ太郎さんが言って
ましたね。そういえばバフェット氏は中国に関心が高かった。
>>金融株は月曜がクライマックスかと思いましたが、もう一発ありましたね。
ありましたね!証券も強くて、マネックスは今日も含めて三連騰
で「エッ」て感じです。
今更ながら、株価は需給で決まるとしみじみ思っています。
決算前に野村のプットを買っていたので...。f--;
>>ショート買い戻し主導の上昇は今日で終わったように思います。金融株や先物の動きを見るとそう感じます。
これは、データ的なものですか?それとも感覚的なものを含めた
ものなのでしょうか?確かに今日は少し違ったような気がします。
ただ、先物の売買も少し薄いせいか方向性に欠けますが。
祇園精舎さんがブログを休止するということで、改めていろいろ
考えてしまいました。
NGTNさんも、お体にお気をつけ下さい。
こんばんは。
ショートの買い戻し主導の上昇が終わったと思ったのは、先物とメガバンクの板を見ていて昨日の後場から急いで上値を買うような動きが無くなったように感じたのと、FOMCがショート買い戻しの区切りとなると思ったからです。昨日までの売り方の頭にあったのは「FOMCで利下げ打ち止め示唆⇒利下げサイクル終了⇒数ヵ月後からの景気反転を見越してのブル相場突入」で、これへの恐怖から一気にショートを買い戻していたのだろうと思います。あと単に、メガバンクや保険などの日足チャートと出来高をパッと見て、去年からよく見るヘッジファンドの一気の手仕舞いパターンだな、と感じたのも理由です。2,3日極端に動いて出来高も急増して、そのあと戻るというパターンが多いです。
>祇園精舎さんがブログを休止するということで、改めていろいろ
>考えてしまいました。
>NGTNさんも、お体にお気をつけ下さい。
お気遣いありがとうございます。株式祇園精舎さんのブログは私も毎日見て参考にさせていただいていたので、休止はさみしいものがありますね。