そんな相場状況ですが、まずは本日発表された、日銀・金融政策について見ていきましょう。いうまでもなく、現状維持となっているわけで、まとめる価値があるか微妙といえば微妙ですが(;´Д`)
■11:42(日)日銀・金融政策発表(要旨)
・資金供給量(マネタリーベース)を年間60~70兆円増加させる
・わが国の景気は、緩やかに回復している
・(先行きについて)わが刻の経済については緩やかな回復を続けていく
・必要な時点まで量的・質的金融緩和を継続する
景気判断を「わが国の景気は、緩やかに回復している」とし、前回から判断を上方修正しました(前回:「わが国の景気は、緩やかに回復しつつある」)。上方修正は2ヶ月ぶり。
変更点はそれぐらいのもので、他はあまり変わっていません。特にサプライズも何もありませんので、特に値動きはなく無風通過となっています。
■15:30~(日)黒田日銀総裁会見(要旨)
・増税を先送りすると、リスクが顕在化したときの対応が極めて難しい
・(増税先送りで)財政に対する信認が傷つき金利が上昇する可能性もある
・金利が大幅に上昇するという状況では、取り得る余地も極めて限られる
・(予定通り消費税を上げても)腰折れするとは思っていない
・企業、家計ともに所得から支出への前向きの循環メカニズムが働いている
・2%の物価安定目標の実現に向けて、確実に前進している
はいはい、相変わらずの黒田っち黒田っちと┐(´д`)┌ヤレヤレ もう本当に安定の増税黒田っちです!緩和黒田っちから増税黒田っちへ進化しましたね。もうこんな感じで「たまごっち」のキャラとして政財界の人を登場させれば、小中学生にもわかりやすく政治や経済が伝えられるかも・・・そしてゆきママはその版権で夢の印税生活が・・・(;゚∀゚)=3ハァハァ
という妄想はこれぐらいにしておきますが、それにしても相変わらずですね。まず予算削れよ・・・っていう話なんですけどね・・・。とにかく増税は絶対ということのようです。まぁ内容を考えればまともなことを言っているわけですが、それはあくまで机上の論理。もう少し国民目線で動いて欲しいものですヽ(`Д´)ノプンプン
唯一明るい材料としては、増税後に万が一経済が停滞して腰折れとなった場合は、財政政策で適切に対応するということですから、増税で景気が下振れしたら再び緩和が期待できるということでもあります。
黒田っちの会見内容については大体こんな内容でした。なんていうか『増税クソ野郎』っていう感じしかしないので、もはやどうでもいいです・・・。
そんなわけで、ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場まとめ。昨日の海外市場は、1ドル=99.30~99.70円台とやや狭めのレンジでの上下となりました。欧州市場では、序盤こそやや上昇して始まった株価が下落に転じたことで、ジリジリと値を下げる展開となりました。100円手前での売り注文の厚さも意識されて、上値が重い状態でした…