オリンパスは、一連の損失隠し事件を巡り、英捜査機関の重大不正捜査局（ＳＦＯ）から起訴されたそうです。
損失隠し事件で、同社が海外で起訴されるのは初めてで、３日にＳＦＯから出頭要請を受けており、今後英国の裁判所で公判が行われる見通しだそうです。
起訴されたのはオリンパスと同社の英医療機器子会社ジャイラスの２社で、オリンパスがジャイラスを買収した際、仲介した米投資助言会社に約660億円の報酬を支払いましたが、巨額報酬が問題だとして、解任されたオリンパス元社長のマイケル・ウッドフォード氏がＳＦＯに捜査を依頼していたそうです。
ジャイラスの2009年度と10年度の決算関連書類について、会計監査人への説明が虚偽だったり、誤解を与えたりしたことが、英国の会社法に違反していたそうです。
日本ではもう過去の話のようになっているような気がしますが、まだまだ続きそうですね。
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