堅実さんのブログ

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占い(1) 9月2日(月)20時55分

 占いについては、全く信じないし、関心も無い。ただの雑音にしかすぎない。根拠がないからである。ただの遊びだからである。

 

昔、衛生管理者の受験講習で、群馬大学の医学部の教授から血液型と性格につて聞いたことがる。これは明治時代、日清戦争か日露戦争の頃でしょう。敵のスパイを見つける方法として、血液型と性格は関連するかで調べたことがある。結果は血液型と性格は全く関連が無かった。はっきりとした関連があれば、学校のテキストに載るはずである。こんなことに惑わされずに、日々の生活をやった方がよほどよい。

 

こんなわかりきったことなのに、それでも占うとか、性格診断とか、今でもあるのは何故なのかと思う。やはり漠然とした不安があるからだろう。あるいは暇つぶしか。

 

占いが良く当るというのは、こんなことだろう。誰でも、幾つかの特徴をもっている。その中の一つを言われると、当っていると思いこんでしまうのである。その人の特徴の中の一つを言われると、ほんの一部であるにもかかわらず、性格の全てだと思いこんでしまうのである。そして占いが当っていると信ずるのである。占い師は、誰でもあてはまることを、言うだけのことである。その後は、誰でもあてはまる事を次つぎに言う筋書きが、前もって占い師には用意してあるだけのことである。それを、あの占い師は当ると勘違いしているだけのことである。

 

ちなみに、嘘だか本当だか疑わしいが、秀吉が占い師(第一この頃、占い師なるものがあったのだろうか)に手相を見てもらって「この手相は不運続きで、この先、全く良いことが起こらない」と言われて、秀吉は手に傷をつけて「これでよいか」と言い、占い師をびっくりさせたという。手相診断などはこの程度なのだと考える。

 

今では、科学技術の発達で、占いにしめる人の行動指針は、まず無いといえるくらい小さなものになっている。占いというよりは、これをこう準備しておけば、間に合うだろうというように、論理的に考えるようになっている。

 

株価を予想するのに、占いで予想する人は、まずいないであろう。様々な情報を得てから、予想している。

 

 

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