9月始めの富山県八尾町のおわら風の盆が明日(9月3日)で終わります
・・・・が
実は
、通の人たちには今日と明日の2つの朝の夜明けが最高に良いのだそうです
町別の唄と踊りが少しずつ違うという競演を見たり、大人数の街流しを見たりして夜中の11時も過ぎると殆どの観光客はお帰りになり熱心なファンや泊まり客が朝まで残る・・・・・
♪春風吹こうが秋風吹こうがおわらの恋唄身についてならない♪
♪見送りましょうか 峠の茶屋まで 人目がなければ あなたの寝屋まで♪
♪私ゃ野山の 兎じゃないが 月夜月夜に オワラ 会いにくる♪
♪逢えば泣く 逢わにゃなお泣く 泣かせる人に 何で泣くほど オワラ 逢いたかろ♪
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おわら節には男女の恋愛を歌ったものが多いです
そして哀愁切々たる調べに酔い・・・・はらはらと涙を流す・・・・・・・
そんな時間が流れ夜が白々と明ける富山県八尾町の坂道・・・・・
恋愛について厳格なのに唄ではおおらかに歌い
300年も楽しみ続けながら踊りは洗練され進化して行きます
観光客が増え、衣装や行事日程も変革していきます
今年から前夜祭は各町もちまわりの10日間連続前夜祭!
泣いてる人はそれぞれでしょう
帰らぬ青春の胸のときめき
2度と逢えぬ恋人
道ならぬ恋の悶え
若き日々の熱い想い
踊り疲れ
唄い疲れ
よろける足どり・・・・・・
しめくくりの唄は決まってこの唄です
♪浮いたか瓢箪(ひょうたん)軽そうに流れる 行く先は知らねど アノ身になりたや♪
また来年も・・・・・
youtube:おわら風の盆
http://www.youtube.com/watch?v=yZuyf8-BMvA
越中流・・・おわらと生きる