先日の日記で、シリアが前回のイラクやアフガン戦争と同等のショックであれば、
円高、株安で株式市場は、かなり混乱すると書きましたが、
現在のところさほどの変化はなさそうです。
一般的に、戦争当事国(ユーロ、米ドル、ボンド)の為替は下落、スイスフランや円が高騰するのは周知の事実です。
ところが今回のショックは、スイスフランも円も極端な為替高になっていません。
ということは、
世界の投資家は、今回の戦争はたいした危機的状況と踏んでないのでしょうか。
私の頭の中では、イラク戦争時、戦闘機からの無差別殺戮の映像が駆け巡るのですが・・・。
日本人の戦争恐怖感は広島、長崎のDNAを引き継いでいるため、欧米人からすると小心者に映るでしょうね。
ところで、米国務省の定例記者会見28日のこと、
アメリカの今回のシリア攻撃の理由として、化学兵器は国際法上許されない行為だから、と説明したら、ロイターの記者が、「広島、長崎の原爆投下は国際法上はどうなんですか?」と質問したとか。
あなたの勇気に乾杯!!
今後の株式市場予想ですが
上記、*ゴールド、シルバーレシオ で見ると、世界の危機意識は相当低いと読めます。
このグラフ、右の数値が100に近づくと、例のリーマンショックのような最大のショックが予想されますが、この値は全然平和です。
*ゴールドに対してシルバーの価格を比較して数値化しています。(GSRレシオ)
このまま、平時に戻って、早く株価18,000円を目指す市場になれ!!。