住宅設備大手のLIXIL(リクシル)グループは、家電量販店のエディオンと資本・業務提携するそうです。
出資額は約49億9千万円で、9月11日付で、エディオンの第三者割当増資を引き受け、発行済み株式を約8%保有する筆頭株主となるとのことです。
両社にとって今回の資本・業務提携は、住宅のリフォーム事業を強化する狙いがあり、今後、住宅設備の共同開発などを行い、シナジー効果の創出を狙っているようです。
具体的にはLIXILが提供する住宅リフォームのうち、主に簡易タイプの注文をエディオンが取るほか、トイレ、システムキッチンから窓、サッシ、ドアまでの幅広いLIXIL商品を販売するそうです。
またエディオン店内のリフォームコーナーなどをLIXILが活用するそうです。
LIXILグループはリフォーム事業の売上高について、平成28年3月期に平成25年3月期比39.2%増の3450億円へ伸ばす計画を掲げているそうです。
エディオンは平成25年3月期の最終損益が26億円の赤字(前期は36億円の黒字)だったため、今回の提携で業績立て直しを図るそうです。
Win-Winの関係になるといいですね。
5938:2,124円、 2730:531円