あれ、上がっている。あれ、下がっている。そんな感じの相場である。アメリカの指標次第の動きであり、FRBの金融政策の転換に対する相場の動きである。
再来週に日銀の金融会合とECBの金融会議と豪準備銀行の金融会議がある。
アメリカの景気が維持されるのか。中国の景気が、回復するのか。日本の増税による影響は。現状では、株価は、横ばいであると考えている。年末恒例の株価の上げ相場のために、下げれば買いでよいと思っている。このような相場についていくのは疲れるので、絶好の買い場か、絶好の売り場でのみ、取引をするという姿勢が大切であると思っているところであるが、ついつい手を出してしまう場合もあり、難しいものである。
ECBの追加の利下げがなさそうであるということで、ユーロが強いが、再来週の、ECBの会合を前にして、このユーロの強さが続くのかどうかというところである。豪ドルも、再来週の金融会合に向けて、買い戻されている状態である。
オーストラリアは中国次第である。中国は、地方政府の経済は破綻している状況である。豪ドルの上げはなさそうであるが、為替相場は、織り込むのが早いので、決定会合のあと、いったん材料出尽くしで、戻りを試してくる可能性もある。
中国の経済破たんは、相場ではまだ材料視されてない(少なくとも中国以外ではそうである)。ともかく、現在のところは、売りで短期で攻めるか、警戒しながら、中期で攻めるために、下落した際に買いで攻めるかであると考えている。
<為替相場>
ドル円 97.20~100.20
ユーロ円 128.20~132.20
ユーロドル 1.3200~1.3520
最近の相場は、読みにくいが、相場のトレンドのベースは、FRBの金融政策で、それ以外の中銀などの金融政策会合などの重要イベントが、短期のトレンドを形成している状況であると考えている。FRBの金融政策の転換は、周知の事実である。さらにドル高が続くのかが問題である。
今週は、木曜日の新規失業保険ぐらいが動きそうである。9月17日、18日にFOMCがあるので、注意が必要である。ドルが、買われ続けるのであれば、いったん、ドルが利食いされる恐れもあり、要注意である。トレンドは、FOMCまで、ドル高になるか?
<株式相場>
日経平均 13200~14200
動きが派手なので、暴落しているのか、ただ行ったり来たりしているのか、判断が難しい。
割安銘柄を、年末に向けて、買いこみたいところである。
単純に、FOMCでの緩和縮小に反応して、円が売られるのであれば、株は買いかとも考えている。