『大番』と言う相場師の本を読んでいます。(獅子文六 著)
昭和30年くらいに毎日新聞に連載された小説だ。
相場師の話だから損したり得したりしている。
これから読もうとする人の為に詳しくは書かないが、
ギューちゃん。金を借りて相場を張っちゃーいかんよ。
売るにせよ買うにせよ。自分の持ち金以上の取引は禁物だ。
失敗しても元金のいくらかは残るようにしとかないと、
次の勝負もできなくなる。
先日父に電話したら、当時の新聞で読んだことがあると言っていた。
さすがお父様。またしても身近に話のできる人を見つけた。
人気小説と言うくらいだから、失楽園とか金色夜叉のたぐいだろう。
なかなか面白い。株をされる方なら必読の書(とは言わないが)
十分のめり込める。読んで損はないと思う。
普通には売ってないので図書館へGoだ。
(そう言う意味では大番ではなく廃盤になるほど昔の本だからね)
タイトルでは出てない(全集になってる)ので作者名で探そう。