中国東部・江蘇省大豊市で、薬材用にゴキブリを養殖していた温室が何者かに破壊され、約100万匹が外に逃げ出したそうです。
衛生当局は、現場に職員を派遣して調査し、ゴキブリ養殖場の周辺地域で大掛かりな消毒を行うそうです。
専門家は住民に対し、大騒ぎする必要はないとした上で、衛生管理に気をつけるよう呼び掛けているようです。
中国ではゴキブリはさまざまな漢方薬の原料とされ、養殖が近年増えているそうです。
付近の住民の話では、制服を着た人たちが重機などで温室を取り壊し、立ち去ったそうです。
中国では、当局が再開発などのため、民間の建物を勝手に壊すことが多いようですが、今回のケースでは市政府の国土局や住宅局はいずれも「われわれはやっていない」と話しているそうです。
中国の漢方薬にゴキブリが入っているとは知りませんでした。
ご自宅に漢方薬をお持ちの方がいらっしゃったら、確かめた方がいいかもしれませんね。