なんというか、メンバー内での見解が分かれていて、時期がはっきりしないといった感じです。いずれにせよ、これで9月のFOMCを迎えてみるまで結果はわからないといった事態になってしまいました。従って、今後は経済指標の結果や要人発言を元に相場が揺れ動いていくことになりそうですので、ご注意いただければと思います。
■03:00(米)FOMC議事録公表(要旨まとめ)
・「バーナンキ議長が示した緩和縮小への道筋に幅広い支持」
・「(QEについて)数人は早期の開始を主張し、数人は待つことを主張」
・「2%を下回るインフレのリスクについて議論した」
・「数人のメンバーは金利上昇が住宅市場の回復を阻害しないと確信している」
・「複数のメンバーはフォワードガイダンス(失業率基準)変更に前向き」
議事録の要旨についてはこんなところでしょうか。なんというか本当に微妙です・・・。縮小化石敷きについてわかったのは、「QEの縮小に関して、数人は早期の開始を主張し、残りの数人は待つことを主張した」という程度で、全くもってはっきりしない結果となっています。
う~ん、日本人であるゆきママからするとパッと見ややハト派(緩和継続派)なのかなぁ・・・なんて思ったのですが、ドル高・株安・債権安(金利上昇)という流れを見る限りでは、市場は9月の早期縮小開始を織り込みつつあると言えるのかもしれません…