月曜日から東証一部の出来高、売買代金が今年最低となり、相場は夏休みモードへ。出来高が減った分ボラティリティが高くなったため、先物の売り買いで上下に振られやすい相場となり、水曜日は先物売りで急落して日経平均が576円安、今年4番目の下げ幅になるなど、リスク回避の売り先行で日経平均が大きく下落した8月1週(8/5~8/9)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 8/2:14466.16→8/9:13615.19)
証自(12%) 買;1兆1613億 売;1兆3708億 差引;-2095億
法人(6%) 買;6703億 売;5444億 差引;+1259億
個人(21%) 買;2兆3028億 売;2兆1064億 差引;+1964億
外人(58%) 買;5兆9426億 売;6兆474億 差引;-1048億
証委(3%) 買;2153億 売;2084億 差引;+69億
合計(100%) 買;10兆2923億 売;10兆2774億 差引;+149億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 8/2:1828.24→8/9:1791.71)
証自(2%) 買;105億 売;115億 差引;-11億
法人(2%) 買;115億 売;110億 差引;+5億
個人(73%) 買;3316億 売;3375億 差引;-59億
外人(16%) 買;764億 売;691億 差引;+73億
証委(6%) 買;278億 売;276億 差引;+2億
合計(100%)買;4577億 売;4567億 差引;+10億
まずは東証一部。証券会社が2週連続、外人が3週連続の売り越しで大人勢が前週から揃って売り越し。個人が買い越しに転換、法人が2週連続の買い越しで、大人勢の売りVS子供勢の買いという形になりました。売り越しの金額は小さいですが、出来高も減っているので指数が大きく下げたという事ですかね。外人はそろそろトレンド的にも売りに転換したと見るべきなんでしょうか。
続いてジャスダック。売買金額は下落し4,000億円台。個人が4週連続の売り越し、金額的にも大きな売り越しでしたが、今週は外人が買い越しに転換し、個人が売った分買い越しでした。証券会社は証券会社は3週連続の売り越し、法人は3週連続の買い越しで、こちらは変わらず。個人は完全に売りに回ってる感じですが、外人が買いに回ったのが救いですかね。