なんか世界の市場はネガティブ思考で廻っている感じがする。
市場の中心が米国である事は致し方ないとしても
FRBの量的緩和QE3の縮小と、企業業績の不安は矛盾しないかい?
大リストラが各企業で横行して、再び失業率が上昇すれば
QE3の出口計画は先延ばしすると、バーナンキは明言している。
なのに、今日までこの手立てで企業回復を実現できた経験もある米国が、不安がるのはなぜか?
週間失業保険申請件数が低水準で、企業業績は確実に回復基調であるとの発表は、
にわかに信じがたく、市場は虚構ととらえているのか?
またまた、最悪のシナリオを傘に、市場はミスリードするのだろうか。
バーナンキは最終の正念場を向かえているようだ。
ひるがえって
日本の市場は、米国市場をとことん気にして、未来予測でくたくたになる。
50%以上の主導権を握る海外投資家の動向は、やはり無視できないはかなさがあります。
16日お盆最終日(五山の送り火)で、せめて週足大引け陽線で終わりたいが、だめだなこりゃ。