個人投資家の欠点のひとつに危機管理の甘さがあります。
ある個人投資家は熱心に株と取組みコツコツと利益を貯め込んでおりました。
「最近調子がいいなぁ～良し！この調子でｶﾞﾝﾊﾞﾛｰ
」
その内段々欲が増えて来始めました。投資金額と銘柄数が増えて来たのです。
余裕資金の余裕部分が少なくなり、よく見ると投資資金のほとんどを使い切っていました。
「これでうまく行けば爆益ゲットだ！」
あなたはこんな経験ないですか～？
個人投資家が幸せな夢を見始めた頃に限って、意地悪な性根を持った株の神様がやって来ます。
お供に連れて来るのが「貧乏神」です。
さ~来ましたよ、ドスン下げが。持株が一挙に下がりました。
アラアラアラァ～～とか言ってるうちに、利益は吹き飛び含み益から含み損へ転落。
ｷﾞｬｰ
またそのうち戻るだろうと耐えてみた。要するに逃げなかったのだ。
あくる日の株価も下げて来た。だんだん不安が募って来た。
そしてまた翌日の株価も下がって来た。もうこれで3日間連続下げだ。
辛抱の棒が折れそうな状況に追い込まれて来た。
その翌日の株価はちょっと戻った。あ～やれやれ なんとか持ち直したようだな～とひと安心。
さ～それからだよね、地獄の苦しみを味わったのは。
夜が明けて次の日、相場開始と共に株価ボードが真っ青に！げげげげぇ！！！
気が動転するほどの大暴落。含み損なんて悠長な物じゃない。爆損だ！
今までの利益どころか元金を大きく割り込んでいる。
個人投資家殺しの定番「念には念を入れてトドメを刺す」（▼▼ﾒ）
ドッスーン下げの引導渡しであった。
いつ来るかな「引導渡し」が。
ポジションは控えめがよろしいようで。投資額は余裕資金の10%を目途に致しましょう！
逆だったらベストセラーになったろうに。
です
