センターライスフィールドさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ2件目 / 全4件次へ »
ブログ

相場の神様

  軟調な相場の中では、騙しも多くなりますので迅速な利確と、損切りが要求されますね、こういう局面においてなるべく失敗を避ける為に有効なのは、やはり抵抗線突破、もみ合い突破銘柄だと思いますね、実際最近の急騰銘柄はある一定の期間もみ合いした後に少しだけもみ合いを突破して、その次の営業日に一気に上昇するパターンが多いですね、ですから上手く利益を上げるにはある一定の水準でもみ合いを続けていて尚且つ株価が基本的に移動平均線の上にありトレンドを維持しながら急騰後の一休みのような銘柄を毎日チェックする事が効果的ですし、抵抗線突破に関してはある価格で跳ね返された銘柄が再びその価格に近づいて上昇している場合は常にチェックする必要がありますね、何故なら抵抗線突破の場合は抵抗線を突破した勢いそのままに、その日のうちにS高になったりするので、翌日に買おうとしても張り付いて買えない場合が多々あります。  

 

 トレードをしていて一番必要だと感じるのが買うべきでは無い時には買わない忍耐力、買うべき時には損失を恐れずに買う勇気、損切りラインまでは売らない忍耐力、損きりラインを割ったら迅速に売る勇気、それらを可能にするための冷静な判断力と行動力こそがトレードで勝つために最も必要な心得だと思います、はっきりいって勉強して経験を積めばある程度は誰でも相場のトレンドは見れるようになりますし、大まかな値動きの予測も可能になります、しかし実際に頭で分かっていても、それを実際の相場において実行する事が出来ない、またはポジションを持っていない時は冷静に判断できるのにポジションを持ったら、自分の欲望、焦り、不安により正しい判断が出来なくなって、後であの時自分を信じて買っていれば、あの時は失敗を認めてすぐに売るべきだった、何故あんなに一つの銘柄にこだわってしまったのだろうと後悔したり、最初は短期トレードのつもりだったのに、自分の失敗を認められずに言い訳ばかりして、いつの間にかこの銘柄は中期で持てば上がるんだと自分に言い聞かせるような愚の骨頂に陥ります。

 

 ではどうすれば勝てる精神状態になるか、一番良いのは資金が潤沢にあれば精神的に余裕を持って冷静な判断が出来ますが、ほとんどの個人投資家がそんなに潤沢な資金があるならわざわざリスクを取ってまで株式市場で相場に参加しないでしょう、つまりほとんどの個人投資家は潤沢な資金は持っていないから、少しでも資産を増やす為にトレードに参加している、そうなると他の方法が必要になります、その一つが分散投資です、一つの銘柄で勝負すると成功の確率が減ってしまいます、トレンドを読む力が70%だとしても、1つの銘柄だと70%ですが3つだと少なくとも70%を越えます、大事なのは少しずつでも確実に利益を出すことであり、一番悪いのは一気に儲けようとして1つの銘柄に資金を集中する事です、そして失敗すると今度は損失が怖くなり、買いサインが出ていても買う勇気が持てなくなり、その銘柄が上昇すると悔しくなって高値掴みをして、また自信を失うという負のサイクルに入ってしまいます、もう一つ大事なのはチャンスは何度もやってくるという事を良く理解することです、一つの銘柄で失敗しても、銘柄研究をしていればいくらでもチャンスは転がっていますし、その時は駄目でも少し時間が経つとチャンスがゴロゴロ転がってくる事は良くあります、損失を取り戻す為に焦りすぎて、買いサインでは無いのに無駄にポジションを持ってしまい失敗して、またムキになって無駄にポジションを持って、資金を減らしてしまい、絶好の買いチャンスがきた時に買えなくなる事ほど悔しい事はありません。

 

 スポーツの世界にも勝ち癖負け癖があり、肉体的には調子が悪くないのに精神面が影響して普段のパフォーマンスが出来ずに負けることがよくあります、トレードにおいて稀に交通事故のように防ぎようのない失敗もありますが、ほとんどの場合はチャートを見ていれば下落のサインは掴めますから後は損切り出来るかどうかです、何回も損切りすると疲れますが一回の成功で損失をチャラに出来るようなチャンスは沢山あります、ですから焦らず欲張らずに素直な心でいることが大切だと思います、相場の神様は欲張りが大嫌いですから。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。