(次期以降の見通し)
今後も、ビッグデータ活用に対する関心の高まりにより、データ分析関連ビジネスを取り巻く市場は堅調に拡大するものと予想されます。このような中、当社グループの次期業績は、当期第4四半期(平成25年4月~6月)よりの拡大回復基調を引き継ぎ、売上高、利益ともに前年を上回るものと見込んでおります。当社グループは、平成16年よりデータ分析関連ビジネスを展開しておりますが、昨今の状況より本格的に市場が形成され、拡大期に入ったという認識をもっております。このデータ分析関連ビジネスは世界的にも著しい成長が期待されている市場である一方で、その新しさ故に、短期的に市場規模や成長を適切に見積もることは困難です。また、このように環境変化の激しい市場において持続的な高成長を遂げるには、期中においても、営業施策の転換や、先進技術の導入および新たな事業領域への参入、海外展開などの積極的な投資を、時期を逸することなく実行する必要があると認識しておりますが、現在の当社グループの事業規模においては、これらの投資が短期的に業績に与える影響を吸収することができません。以上の状況をふまえ、次期業績予想数値を短期的に達成することを過度に優先したために中長期での成長機会を逃すことがないよう、期中におけるタイムリーな営業施策の変更や投資判断を促進させる経営環境が必要と考え、四半期毎を含めた次期業績予想数値の記載は行いません。なお、今後の業績の進捗につきましては、四半期毎の決算発表時に適切な説明を実施することはもとより、営業施策方針の変更や新たな投資判断を行いました場合は、その判断の目的と背景を適時に開示させていただきます。