ドル安円高攻撃が再開されたのが昨夜の21:30分からだった。
みるみるドルが急落し2時間後の23:40分には95.80を付けた。
96円台までは想定していたが95円だとは虚を衝かれた感じで、さすがに私でも体が硬直した。
このままさらに円高が進んだらどうなるか。そこまでの想定した対策と守備はしていなかったからだ。
これを救ったのが「余裕資金」だった。
昼間株式を手仕舞い撤退完了した資金がたっぷりあった。
早速に株式口座から為替口座に振り替えて事態を考えた。
余りにもドルが一方的に急落している。
世界の通貨では最大の国際通貨でこれに代わるものはない。
リスク回避リスク回避と言われるが具体的な目の前に差し迫ったリスクってなんだ？
どう考えても答えが出て来ない。
即座に結論を出した。「投機筋の攻撃」だと。
それなら理由は要らないからだ。
相場をかく乱すれば利益を得る事が出来るのが彼らの常とう手段だ。
直ちに95円80銭台のドルを買い向かった。
主力軍は株式戦線から引揚げて来た余裕資金だった。
買い注文を入れた。95.835で約定し。次は95.837で買った。間もなく戻りかけたドルを追っかけ買い。95.889と95.954でも買った。
その後、ドルは順調に上昇をたどり早朝4:35分には96.708を付けたところで反落。
3分足を見てMA5がMA20を下回った96.600で一旦利確とした。
また今後ドルが騰がるようだと再度買いで参戦しようと虎視眈々と狙っているよ。
いっぽう心配された株式市場だがNYダウも小幅上昇し、下落していたCME日経先物も戻して来た。
これで今日の日経の暴落は回避されただろうが、相場は重たいままだろう。
相場は予知することなくいきなり急落する。それをうまくしのぐのは撤退、見切りの「myルール」。
再攻撃する為には「余裕資金」＝資金管理が万全に出来ている事。
三種の神器を身に付けてから相場に入りましょう！
