スタンダード・アンド・プアーズが日立をA-に格上げ!

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2日、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が
日立製作所を「BBB+」から「A-」に1段階格上げしました。
スタンダード・アンド・プアーズによれば、
過去3期にわたり業績や財務が安定しており、
事業構造改革やコスト削減が奏功し、
業績悪化のリスクが低下したということです。
加えて、円安や国内景気の回復なども
同社の事業環境に有利に働いているのことです。

8月2日時点での日立のCDSは43.0となっています。
CDSが近い水準の発行体としては、
たとえば以下のような先進国や企業があげられます。
・トヨタ(37.0、AA-)
・三井住友銀行(40.0、A+)
・ニュージーランド(47.5、AA)
・オーストラリア(50.0、AAA)
・日本(63.0、AA-)よりも
これらを考えると日立の格付けが「A-」というのは
若干評価が低すぎるような気もしますが、
自動車や銀行と比較すると、業績のボラティリティが高い
ということなのかもしれません。

日立から個人向け社債が発行されたことは無いですが、
東芝が今後は毎年個人向け社債を発行すると決めたように、
いずれ日立からも発行されるようになるかもしれません。
なお、東芝のCDSは120.0、格付け(S&P)はBBBですから、
仮に日立から個人向け社債が発行されることがあっても
それほど高い金利にはならないでしょう。
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