今日の海外市場

[akkiiさん]

   

まず、為替の前にNY原油について触れておきましょう。供給逼迫懸念はそれなりにあるのですが、それ以上にペルシャ湾で米海軍の契約船がイランの船に発砲したことによってイランとの間に緊張が。そんでもって大幅上昇。1バレル118ドル台で終了。

欧州株は高かったのですが、週末の手仕舞い売りと地政学リスクを受けて、米株も一時は下落。ただ、金融株が堅調だったことから次第に下げ幅を縮小、最終的にはプラスに引けました。

さてさて、そんなこともあって債券価格が下げてるようですね。債券価格が下落するということは利回りが上昇するわけで。それが結果的に利下げ打ち止めの期待につながれば、市場心理はもっとよくなるでしょうね。

円相場は1ドル104円40銭位。日本時間の昨夜発表された指数のおかげで米国景気の危なさが改めて浮き彫りとなり、ドル売り円買いに。一応息子ブッシュが景気減速について触れたことも売り要因になったようです。一時は1ドル104円を割ったものの、NYダウがプラスに転じたことで買い戻されました。

ユーロドルは若干ドル高ユーロ安の展開。今までは金利の高い欧州でインフレ懸念について言及しまくっていたので、ドルが売られてユーロが買われていたのですが、今度は米国で利下げ打ち止めの観測から、ドルが買われています。

来週の予測は来週書きましょう。それよりも大切なエヴェントが国内でありますね。
そう、聖火リレーです。こちらが株式市場に与える影響はそんなにない・・・はず・・・ですが、社会的に与える影響はとっても大きいわけです。
今も悪い意味でにぎやかなようですが、平和の祭典なんですから、平和的に行ってほしいものですね。