景況感改善を受けた観光・レジャー需要の回復を背景に、鉄道各社やテーマパーク関連企業の収益が潤っているようです。
JR東日本などJR上場3社とオリエンタルランド(OLC)が発表した2013年4~6月期の連結純利益はそろって第1四半期として最高益を更新したそうです。
OLCは東京ディズニーリゾート(TDR)開業30周年を迎え、入園者数と客単価がいずれも過去最高となったそうです。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせたTDRの入園者数は十数%増え、30周年記念グッズの販売好調も客単価を押し上げたようです。
円安で台湾、香港など海外からの入園者も増えたそうです。
JR東海は東海道新幹線が収益をけん引したようです。
TDRや東京スカイツリーなど首都圏への観光目的を中心とした輸送客が増え、景気回復に伴い平日のビジネス客も堅調で、新幹線の運輸収入は3%増えたそうです。
JR東日本も東北、上越、長野の各新幹線が伸びたようです。
富士山の世界遺産登録もあって在来線では中央線などが好調で、運輸収入は全体で1%増えたそうです。
JR西日本は近畿圏で大型商業施設の開業が相次ぎ、近距離を中心に運輸収入が堅調で、連結子会社の日本旅行の旅客取扱収入も伸びたそうです。
2014年3月期通期の業績予想はJR東日本とJR東海、OLCが過去最高の純利益を見込むそうです。
今後も輸送収入が順調なら各社とも上振れ余地があるとの見方が市場では出ているようです。
これも一種のアベノミクス効果なんでしょうかね。
9020:7,920円、 9021:4,270円、 9022:12,140円、 4661:15,340円