日中取引時間は、NY市場安と円高が重なったことから手じまい売り先行で始まり、前日比47円安の4198円で寄り付く。その後、円の引き締まりとともに下げ幅を拡大し、結局前日比64円安の4181円で終了。

ドル建ての金は、経済指標に非常に敏感となっている。また、30・31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計(8月2日)などの、米量的緩和政策を読む上で注目されるイベントを控えているため、内容を見極めたいとの様子見姿勢が広がっている。

一方国内金相場は、リスク回避による円高進行が圧迫材料となっている。国内外とも警戒感が強く、軟調な取引展開と思われる。

本日夜間取引時間は、目立った経済指標の発表はないが、NY株価しだいでの為替変動に注意が必要である。


夜間取引レンジ 4,135円~4,213円 


中川


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