野村HDがアベノミクスで売買手数料等大幅拡大し最終益35倍増

TAROSSAさん
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野村ホールディングスが発表した4~6月期連結決算は、最終利益は前年同期比34.8倍の658億円に増えたそうです。

安倍政権のアベノミクスの効果による東京株式市場の活況で、国内の営業部門を中心に利益を押し上げたようです。

営業部門の税引前利益は、2001年4~6月期以降で過去最高とのことです。

 

売上高に相当する収益合計は、金融費用控除後で16.8%増の4313億円、税引前利益は約5.8倍の1132億円となったそうです。

 

野村不動産ホールディングス株の売却によって同社が連結子会社から外れた一方で、個人向けの株式の販売が2013年1~3月期に引き続いて好調だったほか、投資信託などの金融商品の販売も順調に推移したそうです。

 

税引前利益ベースでは約7割を国内営業部門がたたき出したそうです。

前年同期は株式相場が低迷したうえ、インサイダー事件の影響で株売り出しなどの業務で主幹事を外され、最終黒字を確保するのが精一杯だったものの、昨秋からの株高で状況は一変し、国内営業部門の収益は前年同期の2倍、税引前利益は約6.7倍に膨らんだとのことです。

 

増資インサイダー事件による経営陣刷新から約1年で、10億ドル(約990億円)の追加コスト削減も完了に近づくなど、体質強化も徐々に進んでいるようです。

 

証券業界はかなりアベノミクスのプラスの影響を受けていますね。

 

8604:786円、 3231:2,279円

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