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利下げ打ち止めか!?

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円相場は1ドル104円30銭。円安ドル高です。米・新規失業保険申請件数が34.2万件と前週に比べて減少したことで、米経済が安定に向かうと予想、ドルが買われたようです。利下げ打ち止め観測もドル買い材料。
新築住宅販売件数が52.6万件と市場の予想を下回り、若干戻しましたが、米株高となったことで、ドル買いが加速。
なお、現在はユーロ安ドル高です。ドイツの4月IFO景況指数が102.4と市場の予想を下回ったことが悪材料。一応そんなこともあってか、円に対しては高いです。

株式市場は英国がまちまちで米国が高いという展開。
まず、英国では金融を中心に下げています。クレディ・スイスの決算が発端ですかね。ついでに、住宅関係に危険な香りがします。景気後退懸念で住宅関係の落ち込みに嫌気が差したようで。仏株も下げていますが、いろいろときな臭い結果を出してくれたドイツとスイスは上昇しています。医薬品が高いようですね。肝心のクレディ・スイスは上昇。損失は出したものの、楽観的。
米国は上昇。当初は下げたものの、アップル効果でハイテク株に買いが入ったようで。

なお、商品市場は全面安。急激なドル高が直撃どっきゅーんですわな。利下げ打ち止めの噂も売り材料。工業品は原油主導で下げの展開・・・その一言に尽きます。
穀物も大豆はアルゼンチンのスト懸念はまだあるのですが、それ以上にドル高原油安の影響が強く、大幅安。国内は円安なのですが、それで相殺できる範囲を超えているので今日は国内も全面安となりそう。特に、金は注意。900ドルどころか890ドルをあっけなく割ってしまいました。

市況はこの辺にしておきましょう。米国で利下げ打ち止め観測が急浮上しています。今日のドル高はこれが大きいです。
今月末のFOMCで利下げが決定されることはほぼ決定的。市場では0.25%の下げが織り込まれているので、利下げしたところで大して為替に対する影響は少ないでしょう。ですから、市場の関心はその次利下げは行われるか・・・そこなんです。

少なくともFRBは利下げ打ち止めのタイミングを狙っていることは事実です。今の米国はかなり綱渡りの状況。現在の米国の課題は景気とインフレ対策です。今までは景気対策を中心に行ってきたわけですが、物価は上昇する一方なので利下げにも限界があるわけです。おそらく今が限界点でしょう。
確かに、今月末は利下げをするでしょう。ただ、今後はインフレ対策をせざるを得ません。利下げが打ち止めとなるのであれば、それはドル買い要因。

お偉いさんの発言にも金利に対する考えが現れていることも多いので、そこは要チェックです。






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