株で勝つには、人の心が読めることが必要なのだろう。
およそ銘柄がある値段以上になったら、
喜ぶ者、悲しむ者が出る。
買ってる以上に(信用で)売ってる人もいるからだ。
安く買えずに悔しがる人、
高く買って不安に思う人も多数出てくる。
出来高をつぶさに観察すれば、そんな人々の悲喜こもごもが
手に取るようにわかるだろう。
そして予測を越えて更に上がったら・・・
喜びまくる者、怒り出す者が続出、また更に上がったら・・・
喜ぶ者は有頂天となり、
損したものは行動を起こすのも億劫になる。
かくして掲示板にはそんな書き込みが横行することになるわけだ。
そんな人々の気持ちが見えるようになれば、
どこが天井でどこまで伸びるか、そしてどこで止まるのか、
およそ見当がつくだろう。
すなわち天底を言い当てることができるようになる。
ただし、それですら外し損を招くのが株だ。
先の予想は誰にも出来ない。
何度か言い当てたからと言って天狗になるのは、
はなはだ おこがましいと言えるだろう。
運を天に。自分の勝利は努力の結果と思うようにしよう。
さらなる努力をしなければ、相応の勝ちはついて来ない。
決して気を大きくして、過剰な取引をしてはならない。
相場と金儲けを同じにしないことだ。
(と自分に言って聞かせたりする)