先週金曜日の米国株は小幅安となった(DJIA -4.80 @15,543,74, NASDAQ -23.66 @3,587.61)。昨日の参議院選挙において与党が圧勝し、「ねじれ国会」が解消されたことを好感して本日の日本株全般は上げた。東証1部では上昇銘柄数が1,129に対して、下落銘柄数は508となった。騰落レシオは140.71%へ上昇しさらに竹警戒感が強まった。東証1部の売買代金は2兆435億円。ドル円為替レートは99円台後半の円高方向へ動いた。
TOPIXも日経平均も小幅反発したが、陰線で終わり上値の重さを感じさせた。どちらも上向きの10日移動平均線の上にあり、時の利は買いが続いている。さらに25日&60日移動平均線も上向きなので相場は地の利も買いである。そうは言っても、与党の圧勝は予想通りであり、材料出尽くし感もある。今週からは個別企業の四半期決算発表が相場を動かすことになりそうだ。
TOPIX +5 @1,217
日経平均 +68円 @14,658円
業種別で見ると、海運業(1位)、その他製品(2位)、不動産(3位)、精密機器(4位)、サービズ業(5位)と続いた。
1 海運業(東証1) 409 +9 +2.23
2 その他製品(東証1) 1,289 +24 +1.87
3 不動産業(東証1) 1,691 +23 +1.40
4 精密機器(東証1) 3,223 +31 +0.97
5 サービス業(東証1) 1,197 +10 +0.86
6 輸送用機器(東証1) 2,795 +22 +0.81
7 情報・通信業(東証1) 2,171 +16 +0.76
8 医薬品(東証1) 1,844 +14 +0.74
9 鉱業(東証1) 349 +3 +0.73
10 保険業(東証1) 725 +5 +0.70