Abe_Reiji-2013さんのブログ
円安効果で上昇したのに、代表的な輸出銘柄は上昇せず!?
こんばんは!
本日の東京市場は日経平均の終値が14,808.50円で前日比+193.4円(+1.32%)と大幅に続伸して終えています。
私個人が心配していた、後場の急落は生じず、逆に一段高となったようで、買いポジションを維持した方が政界だったようです。
(ただし、私が昨日を含めてよく扱う銘柄は前日比マイナスとなったり、ほぼ横ばいとなったので、私個人としては特別損はせずに済んでいます)
昨晩のNYダウは15470.52ドルで前日比+18.67ドルと小反発に終わり、シカゴ日経平均先物も14,670円と東証終値比+55円で僅かな上昇と、上昇したもののそれほど強くなく、上海総合指数が2,023.39で前日比-21.52(-1.05%)、香港ハンセン指数が21,345.22香港ドルで前日比-26.65香港ドル(-0.12%)と中国関連の株式市場が下落していたことを考えると、不思議な位の大幅な上昇となりました。
プラス材料としては、同時間対比で朝の寄り付きの頃が1ドル99.5円で1ドル99.1円で約0.4円、前場のザラ場が前日比0.3円から0.4円、後場のザラ場が前日比0.4円から0.9円、終値の頃がが1ドル100.0円で前日の1ドル99.4円より約0.6円と各々円安ドル高となっていたことが、円相場に影響され易い日経平均の上昇を支援したものと考えることが出来そうです。
しかし、トヨタとマツダは前日比マイナスとなり、ソニーも前日比横ばいとなっており本日の株高が円安ドル高となったことが材料となったにも拘らず、為替の影響が大きい代表的な輸出比率が高い銘柄が売られて下落したり上昇しなかったりする不思議な相場となっています。
ただし、本日の日経平均寄与度の2位となったファーストリテイリングが36,750円で前日比+900円の上昇で日経平均の値上がり寄与度(+36.04円)、ソフトバンクが6,450と前日比+250円 (+4.91%)と大幅上昇で日経平均の値上がり寄与度第2位(+30.03円)になっており、この2銘柄で日経平均を+66.07円押し上げたことが、日経平均が前日比+193.4円(+1.32%)となったうちの3分の1以上を占め、それに加えて日経平均の値上がり寄与度3位から10位の7銘柄で値上がり寄与度+39.82円とファーストリテイリングの寄与度を若干上回り、上位10銘柄で+105.89円と本日の日経平均の前日比+193.4円(+1.32%)となったうちの過半を稼ぎ出す形になった為、これらを除いたほかの銘柄の上昇率はそれほど大きくなかったともいえそうです。
実際、そうした一部の銘柄で上昇率を大きく引上げた関係もあり、東証1部は値上がり銘柄数1,054(60%)で値下がり銘柄数564(32%)と幅広く買われているにも関らず、TOPIXは1,222.01で前日比+8.77(+0.72%)、東証1部時価総額が前日比+0.73%と共に日経平均の上昇率前日比+1.32%の半分強に留まっていますので、TOPIXや東証1部時価総額並みであれば前日比+105.5円となり、それほど大きな上昇ではなかったと見ることも可能です。
時間ごとの相場の流れを見て行くと、次のようになっています。
ソフトバンクが燃料電池事業に参入すると報じられたことを材料に初値の6,400円から9:24に本日の最高値6,610円まで急上昇したことや、9:00頃の1ドル99.5円(前日比約0.4円の円安ドル高)から9:52の1ドル99.71円(前日9:49比0.35円の円安ドル高)へ約0.2円の円安ドル高になったことが材料になって、日経平均が9:00の寄り付きの初値14,645.25円(前日比153.45円高)から9:59の14,678.93円(前日9:54比160.44円高)へ約20円近く上昇し、ほぼ昨晩のシカゴ日経平均先物価格へさや寄せする結果となり、寄付きが安く始まった分の値戻しを実現しています。
その後中国株式市場の取引開始後の10:32の14,716.50円(前日10:23比206.83円高、前日比101.4円高)から11:11の14,666.67円(前日11:21比143.71円高、前日14,615.10比51.57円高)へ約50円近く下落しています。
この下落要因としては、上海総合指数が取引開始の始値2,038.39(前日終値比6.52安)で始まった後、10:30(上海時間9:30)の2,042.02(前日10:35(上海時間9:35)2,058.62比16.60安、前日終値比-2.89安)、11:37(上海時間10:37)の2,030.52(前日11:38(上海時間10:38)2,074.90比44.38安、前日終値比12.39安)、10:42(上海時間9:42)に2,020.73(前日10:44(上海時間9:44)比31.08安、前日終値比22.18安)、11:08(上海時間10:08)には2,016.90(前日11:14(上海時間10:14)比58.61安、前日終値2,044.91比37.99安)まで急落するなど前日類似時間対比でも前日比終値対比でも下落し、香港ハンセン指数も取引開始の始値こそ21,426.90香港ドル(前日終値比55.03香港ドル高)と前日比プラスで始まったものの、11:43(香港時間10:43)の約21,365.88香港ドル(前日11:47(香港時間10:47)比82.49香港ドル安、前日終値21,371.87比5.99香港ドル安)、10:48(香港時間9:48)の21,311.79香港ドル(前日10:48(香港時間9:48)21,254.93比:約56.86香港ドル高、10:58(香港時間9:58)の21,346.26香港ドル(前日10:58(香港時間9:58)比:約20香港ドル高、前日終値比25.61香港ドル安))、11:11(香港時間10:11)の約21,289.25香港ドル(前日11:11(香港時間10:11)比:約70香港ドル安、前日終値比82.62香港ドル安)と前日終値マイナスに転じるなど、中国関連株式市場が前日比マイナスで下落したことの影響と考えられます。
また、後場に入ってからも上海総合指数は12:15(上海時間11:15)の2,039.95(前日12:15(上海時間11:15)比23.28安、前日終値比3.96安)、14:13(上海時間13:13)の2,028.31(前日14:11(上海時間13:11)比52.62安、前日終値比16.40安)、14:51(上海時間13:51)の2,024.88(前日14:57(上海時間13:57)比27.01安、前日終値比17.03安)、15:12(上海時間14:12)の2,029.23(前日15:14(上海時間14:14)比4.04安、前日終値2,044.91比165.68安)と前日比マイナスの状態が続いており、マイナス材料であり続けています。
一方、香港ハンセン指数は12:43(香港時間11:43)の約21,381.87香港ドル(前日12:43(香港時間11:43)比12.47香港ドル高、前日終値比10.00香港ドル高)や14:33(香港時間13:33)の約21,374.11香港ドル(前日14:30(香港時間13:30)比30.89香港ドル安、前日終値比2.24香港ドル高)の様に前日終値比でプラスと成った時間もあるものの、東証の大引けの時間帯に当たる14:59(香港時間13:59)の約21,342.86香港ドル(前日14:50(香港時間13:50)比39.58香港ドル高、前日終値21,371.87比29.01香港ドル安)となるなど前日比マイナスの時間帯が多かったため、こちらもマイナス要因として働くことが多くなっていました。
また、終値で見ても、上海総合指数が2,023.39(前日終値比:-21.52(-1.05%)安)、香港ハンセン指数が16:59(香港時間15:59)の約21,326.86香港ドル(前日16:59(香港時間15:59)比49.50香港ドル安)、17:01(香港時間16:01)の終値21,345.22香港ドル前日比-26.65香港ドル(-0.12%)安)と共に前日比マイナスとなっており、マイナス要因となったと考えるのが普通と思われます。
こうしたマイナス要因がありましたが、後場のザラ場が前日比0.4円から0.9円、終値の頃がが1ドル100.0円で前日の1ドル99.4円より約0.6円と各々円安ドル高となっていたことを支援材料に後場の13:04の14,746.59円(前日12:52比:約252円高)、13:13の14,725.47円(前日12:52比:約225.88円高)から13:58の14,816.58円(前日13:56比:約213.62円高)へ約90円近く上昇し、その後14:32の14,827.73円(前日14:33比:約217.40円高)から14:51の14,781.56円(前日14:45比:約215.90円高)へ下落したものの、終値が14,808.50円で前日比+193.4円(+1.32%)と大幅に続伸することになりました。
また、ファーストリテイリングが9:12につけた本日の最安値35,500円からほぼ右肩上がりに上昇し、14:29に本日の最高値36,900円をつけるなど、日経平均の上昇を牽引したことも、後場の上昇を支援する形となったと思われます。
日経平均が大引け直前の14:51に14,781.56円から終値の14,808.50円へ20円(約0.15%)上昇した際には、ファーストリテイリングが14:57の36,600円から36,750円へ150円(約0.4%、日経平均値上がり寄与度が約6円)、ソフトバンクが14:49の6,430円から6,450円へ20円(約0.2%、日経平均値上がり寄与度が約2.4円)、ファナックが14:58の15,150円から15,200円へ50円(約0.2%、日経平均値上がり寄与度が約2円)と、約20円近く上昇したうちの約半分を3銘柄で牽引しています。
このような相場展開の結果、前日比で見た場合には14,808.50円で前日比+193.4円(+1.32%)の上昇となりましたが、TOPIXは1,222.01で前日比+8.77(+0.72%)、東証1部時価総額が前日比+0.73%と共に日経平均の上昇率前日比+1.32%の半分強に留まり、東証1部は値上がり銘柄数1,054(60%)で値下がり銘柄数564(32%)と幅広く買われているにも関らず、TOPIXや東証1部時価総額並みであれば前日比+105.5円、上位10銘柄で+105.89円と本日の日経平均の前日比+193.4円(+1.32%)のうちの過半を稼ぎ出したのを除外した場合には前日比+87.51円(+1.32%)となりますから、実際の上昇はそれほど大きくなかったともいえます。
一方で、JASDAQ指数が前日比+1.92%(前日:)(JASDAQ TOP20が前日比+6.81%、JASDAQスタンダードが前日比-+2.05%、JASDAQグロースが前日比-0.74%)、マザーズ指数が前日比+1.31%と小型株・新興株についても全体として反転上昇してしていますから、大型株から小型株まで本日は幅広く買われたともいえそうです。
なお、売買代金で見ると、東証1部が前日の2.76兆円から本日が3.24兆円と大型株は薄商いの状況が続いていますが、前日より増加しています。
また、小型株や新興株が主体のJASDAQではスタンダードが前日の782.00億円から本日が917.95億円と薄商いながら増加傾向になっていますが、グロースは前日の180.88億円から本日が135.09億円と一段と減少し続けており、小型株や新興株の薄商いの状況はあまり変化していません。
この後はいつもと同じく中国株やシカゴグローベックスの動き、新興株・小型株市場の値動き、東証の大引け後の先物や円相場の動きに加えて、定点観測的に見ている主要銘柄を見てまいりましょう。
こんにちは。
昨日の東京市場は大幅に上昇して始まりましたが、私の想定とは時間帯などが違ったものの、及落の仕掛けが行われて下落して終わりましたね。
この結果を野党がまともな感覚を持っていれば、攻撃材料に使うはずですが…
そういう観点から見ると、必ずしも与党が圧勝はしないかもしれません。
なので、月曜日の相場も日曜日の夜に想定しないと判りませんね。
じっくりと結果を見て、それにどう反応しそうか、考えて見ましょう。
m(_ _)m
何時も詳しい情報有難うございます。
この分だと、今日も上げて来そうです。
選挙は、自民党の大勝でしょうね?
週明けの月曜日は、通常はご祝儀相場になるでしょう。
しかし、浮かれていると火曜日からは、
暴落と行かないまでも、下げてくるような感じで。。
選挙の後、選挙結果を受けてどの様なことを
遣るのか。。
如何言うことを言うのか。?
注意ですね。
昨日からの上げ
そして、今日15000円を超えて来ればかなり
海外も注目していると判断した方が良いかも。、
そうなると、下手なことをいえば
月曜日からさげてくる!となるかも?
不動産大手3社共に日経平均の動きと同じように下記の共通項が見られます。
①大引けの終値が共に前日比プラスとなった
②大引けの出来高が朝の寄付きよりも多くなって本日最大となった
③朝の寄り付き直後と大引けの直前が高値水準でチャートがU字型になった
東急不動産と三菱地所は後場が一段高となったのに対して、三井不動産は後場が特に一段高に成っていないという違いがあります。
東急不動産と三菱地所は初値よりも終値が高くなったのに対して、三井不動産は初値よりも終値がやや低いという違いもあります。
メガバンクについて見てみると、3行には次のような共通項があります。
①朝の寄り付きの初値よりも終値が高くなった
②終値が前日比プラスとなった
③前場の9:20過ぎにに本日の最高値をつけた
(三井住友と三菱UFJは9:22、みずほは9:25)
④後場が特に一段高に成っていない
三井住友と三菱UFJは共に朝の寄り付きの出来高が本日最高となっていますが、みずほはいつもの様にザラ場の出来高が本日最高となったという違いがあります。
電機メーカー3社は本日は明暗が分かれる結果となりました。
ソニーは前日比横ばいとなっており、本日の株高が円安ドル高となったことが材料となったにも拘らず、為替の影響が大きい代表的な輸出比率が高い銘柄が前日比横ばいとなって平均株価の上昇率を下回る不思議な相場となっています。
なお、ソニーと日立は前場に本日の最高値をつけたのに対して、シャープは後場に本日の最高値をつけたと云う違いがあります。
なお、ソニーは朝の寄り付きの直後の9:00の内に本日の最高値をつけており、典型的な寄り天になりました。
その他にもソニーと日立の共通点として、大引けの出来高が朝の寄付きよりも多くなって本日最大となり、最後の攻防の対象として売り方と買い方が激しい攻防を繰り広げたと推測されることがあります。
しかし、シャープは朝の寄り付きが本日最大の出来高と成っているという違いがあります。
自動車メーカー3社は次のような共通項があります。
①本日最大の出来高となった時間帯に本日の最高値をつけた
②前場に本日の最安値となった
③終値が前日比で日経平均の上昇率を下回った
本日も日経平均の寄与度が高い銘柄のホンダは朝の寄付きよりも大引けの出来高が大きくなって本日最大となり、最後の攻防の対象として売り方と買い方が激しい攻防を繰り広げたと推測されます。
これに対して、トヨタは9:04とマツダは9:03という朝の寄り付き直後に日経平均本日最大の出来高のなって、本日の最高値をつけており、買い方が買い上がりの際に大きな注文を入れていたと推測されます。
なお、トヨタとマツダは前日比マイナスとなっており、本日の株高が円安ドル高となったことが材料となったにも拘らず、為替の影響が大きい代表的な輸出比率が高い銘柄が売られて下落する不思議な相場となっています。
日経平均寄与度が比較的高いことで知られるほかの3社を見てみると、次のような共通項があります。
①朝の初値より大引けの終値の方が高くとなった
②終値が前日比プラスとなった
③大引けの出来高が朝の寄り付きよりも大きくなって、最後の攻防の対象として売り方と買い方が激しく売買を行ったと推測される
(ホンダは約1.6倍、信越化学は約8倍、京セラは約6倍となっています)
ホンダと信越化学は終値が本日の最高値となり、京セラは本日の最高値より一段階だけ低い水準となるなど高値引けとなったのも居通しています。
いつもの様に日経平均寄与度の大きい代表銘柄であるファーストリテイリングとソフトバンク、ファナックを見て行こうと思います。
日経平均寄与度が最大となっている本日の日経平均寄与度の2位となったファーストリテイリングが36,750円で前日比+900円の上昇で日経平均の値上がり寄与度(+36.04円)、ソフトバンクが6,450と前日比+250円 (+4.91%)と大幅上昇で日経平均の値上がり寄与度第2位(+30.03円)になっており、この2銘柄で日経平均を+66.07円押し上げたことが、日経平均が前日比+193.4円(+1.32%)となったうちの3分の1以上を占めています。
また、ファナックも15200で前日比+140円の上昇で日経平均の値上がり寄与度(+5.61円)となっており、3銘柄共に日経平均の上昇を牽引する形となっています。
なお、ソフトバンクが燃料電池事業に参入すると報じられたことを材料に初値の6,400円から9:24に本日の最高値6,610円まで急上昇しており、前場の早い時間帯の上昇を牽引する形にもなっています。
そして、ファーストリテイリングが約3.5倍とファナックは約5倍と、共にいつもの様に大引けでの出来高が朝の寄付きよりも多くなっており、本日も最後の日経平均を巡る攻防の舞台となったようです。
本日の東京市場の株式の内、JASDAQ指数が前日比+1.92%(前日:)(JASDAQ TOP20が前日比+6.81%、JASDAQスタンダードが前日比-+2.05%、JASDAQグロースが前日比-0.74%)、マザーズ指数が前日比+1.31%と小型株・新興株ついても全体として反転上昇してしていますから、大型株から小型株まで本日は幅広く買われたともいえそうです。
また、チャートを確認していただくと判る通り、本日は昨日とはが逆にJASDAQ指数、JASDAQ TOP20、マザーズ指数は全て右肩上がりに上昇していますから、日経平均と類似した後場が一段高した形になりました。
従って、こうした新興株や小型株を好んで売買する個人投資家にとっても上昇となっており、本日は平均株価の上昇という実感が感じられる相場展開になったと思われます。
ただし、JASDAQグロースが前日比-0.74%とマイナスになっているように、一部では下落が続く形になっています。
東京市場に大きな影響を与えるとされる中国関連の主要株式市場といえる上海・香港の株価、シカゴグローベックスのダウ平均先物の動きを確認したいと思います。
本日のシカゴグローベックスの日経ダウ先物は、東証の取引時間中は前日のNYダウ終値よりも高い水準で安定して推移しており、日経平均の上昇を支援する材料となったものと思われます。
これに対して、香港ハンセン指数が21,345.22香港ドルで前日比-26.65香港ドル(-0.12%)と中国関連の株式市場が下落しており、前場に下落した時間帯に影響していますが、後場の急上昇をした押しすることはありませんでした。
このように本日も、シカゴグローベックスのダウ平均先物価格や、香港ハンセン指数と上海総合指数などの中国株式市場といったもののほか、円安ドル高となったことや金融緩和が続く期待といった外部要因が相場を左右することが大きかったといえそうです。