ジェイアイエヌ(JIN)が反落。クレディ・スイス証券では18日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は6100円から5900円に引き下げている。
13年8月期第3四半期(13年3-5月)の販管費が想定以上に増えた背景は、中・長期的に重要な「J!NS Classic」関連広告費の一括計上と、後方業務効率化を狙ったシステム投資といった一過性要因であり、決算後の株価調整は過剰反応と考えるとコメントしている。昨今の販売すう勢がやや同証券想定を下回ったことなどから連結1株利益予想を若干下方修正、あわせて目標株価も引き下げているものの、投資判断「アウトパフォーム」を再強調するとしている。今後4-5年の見通しとして、(1)国内500店体制に向けた積極出店(2)14年8月期以降に黒字部門として連結化される可能性のある中国事業(3)自社のEコマース事業休止による13年8月期の機会ロスのばん回(4)新商品の開発・投入――により順調な業績拡大が続こうと指摘している。