昨日行なわれた議会証言で、バーナンキFRB議長は年内での量的緩和規模縮小を想定する一方、緩和的政策を当面維持すると証言した。以前からの発言を踏襲するもので大きなサプライズは無かったが、今後の経済指標で米経済の回復が続くようであれば、年内の緩和縮小は確実と思われる。目先の方向感は出にくいものの、米量的緩和縮小に沿って徐々に織り込むこととなりそうである。
当面ドル建ての金は、ドル高環境が圧迫材料となり上値を抑えられそうである。
国内金相場は、ドル建て金の先安不安はあるものの、ドル高・円安基調が下支えとなり下値余地は乏しいものと思われる。
本日夜間取引時間は、米週間失業保険申請件数(21:30)、フィラデルフィア連銀製造業指数(23:00)などが注目される。また、バーナンキFRB議長は今夜も上院で議会証言(23:00)を行なうが、内容は変わりないと見られている。
夜間取引レンジ 4,074円~4,158円
中川
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