任天堂の決算、前期は営業益大幅増も予想は下回る

[agawaさん]

任天堂（７９７４）が発表した０８年３月期の連結決算は、売上高１兆６７２４億円（前々期比７３．０％増）、営業利益４８７２億２０００万円（同２．１倍）、経常利益４４０８億７００万円（同５２．６％増）、純利益２５７３億４２００万円（同４７．７％増）の大幅増収増益となった。ただし、市場コンセンサス予想の平均は営業利益５６９９億円で、これは下回った。０９年３月期は、売上高１兆８０００億円（前期比７．６％増）、営業利益５３００億円（同８．８％増）、経常利益５５００億円（同２４．８％増）、純利益３２５０億円（同２６．３％増）を予想。販売計画では、「ニンテンドーＤＳ」（ハード）が２８００万台（前期３０３１万台）、」「Ｗｉｉ」（ハード）が２５００万台（同１８６１万台）など。また、前提となる為替レートは１ドル＝１００円、１ユーロ＝１５５円で、前期末の１ドル＝１００円１９銭、１ユーロ＝１５８円１９銭に対して円高の前提であり、営業外費用に約１２０億円の為替差損を見込んでいる。
任天堂の本日の終値（大証）は５万７９００円（▼８００円）。