S&PがイタリアをBBB+→BBBに格下げ!



スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が
イタリアの格付けを「BBB+」から「BBB」に1段階引き下げました。
「BBB-」までが投資適格ですので、依然として投資適格級をキープしています。

欧州危機が勃発して以来、
ユーロ建て個人向け社債がほとんど取り扱われない状況です。
イタリアとスペインのCDSは300を切っていますので
危険水域とは言えませんが、まだまだ終息には至らないようですね。

===以下、元記事(Bloomberg)===

イタリア「BBB」に格下げ、見通しネガティブ-S&P
7月9日(ブルームバーグ):
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はイタリアの信用格付けを「BBB」と、これまでの「BBB+」から引き下げた。景気の見通しが悪化していることや金融システムの機能低下を理由に挙げた。BBBの格付けは投機的水準を2段階上回る。
 S&Pの9日の発表によると、格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」に据え置いた。欧州中央銀行(ECB)による前例のない金融緩和にもかかわらず、金融機関以外の企業の実質金利が金融危機前の水準を上回っているとS&Pは指摘した。
 緊縮策はイタリアが財政赤字を欧州連合(EU)の目標上限以下に抑えることを可能にした反面、同国の景気低迷を悪化させた。8四半期連続のマイナス成長に向かい、雇用情勢が少なくとも1977年以降最悪となる中で、レッタ首相はこの2カ月、売上税の引き上げを延期し、不動産税の徴収を停止している。
 S&Pは「今回の格付け引き下げは、イタリアのこの10年間の実質成長率が平均でマイナス0.04%であることに加え、経済見通しがさらに悪化しているとのわれわれの見解を反映したものだ」とし、「低成長は主にイタリアの雇用および製品市場の硬直性に起因するものだ」と説明した。
 イタリアの1-3月(第1四半期)の経済成長率についてS&Pは2007年10-12月(第4四半期)より8%低かったとし、成長の低下が続いていると指摘した。今年の成長率見通しに関してはマイナス1.9%と、これまでのマイナス1.4%から下方修正した。

==以上、元記事===
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