S&P、イタリアを格下げ 景気見通しの悪化で

arama-さん
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、景気見通しの悪化を理由に、イタリア国債の長期格付けを「トリプルBプラス」から、投資適格の中で2番目に低い「トリプルB」へ1段階引き下げたと発表した。

 見通しは「ネガティブ(弱含み)」で、2013~14年に「少なくとも3分の1の確率」でさらに格下げする可能性があるとしている。

 併せてS&Pは、イタリアの13年の国内総生産(GDP)成長率の予測を1・4%減から1・9%減へ下方修正した。

 成長率が低下している要因として、労働市場が硬直的になっていると指摘した。

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