S&Pがソフトバンクを2段階格下げ!

SoftBank. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、
ソフトバンクの格付けを「BBB」から「BB+」に二段階格下げしました。
スプリント買収額が増加したことによるものです。
S&Pの格付けでは「BBB-」までが投資適格級ですので、
一段階飛ばして非投資適格級の「BB+」にまで
格下げされたということになります。

機関投資家によっては、投資適格級の債券や株式にしか投資できないことも多いので、
非投資適格になってしまったということは、それなりにインパクトがあるかもしれません。

ただし、先月の
「ソフトバンク株式会社第43回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」を購入された方も
現時点ではそれほどご心配には及ばないのではないかと思います。
ソフトバンクの先週末時点のCDSは190.0と、まだそれほど高くはなく、
トルコやロシアと同等水準で、ブラジルや南アフリカよりは低くなっています。
「ソフトバンク株式会社第43回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の条件は
5年で1.74%でしたが、仮に同じ社債が今発行されたとすると、
現時点のCDSと日本国債の利回りから考えた妥当水準は1.51%です。
若干CDSは上昇しましたが、引き続き信用リスクに見合ったスプレッドだったと言えます。

そうはいっても、非投資適格債への格下げはいいニュースではありません。
このブログでも引き続き注視したいと思います。

===以下元記事(Bloomberg)===

S&P:ソフトバンクをジャンク級に格下げ-スプリント買収で
7月8日(ブルームバーグ):
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、ソフトバンク の長期格付けを投機的水準(ジャンク級)に引き下げたと発表した。発表を受け、株価は下落した。
 ソフトバンクによる米通信大手スプリント ・ネクステルの買収計画が7月中に完了する見通しであることを受けた措置。格付けは「BBB」から「BB+」に2段階引き下げられた。アウトルックは「安定的」。
 スプリントをめぐり米衛星テレビ会社ディッシュ ・ネットワークとの争奪戦となり、買収額は当初予定から7.5%増となる216億ドル(会社発表で約1兆8000億円)まで膨らんだ。この増額を受けてディッシュは買収合戦から撤退を決めた。ソフトバンクはすでに米連邦通信委員会(FCC)の承認を受け、買収完了を待っている状態だ。
 S&Pは、計画変更によりソフトバンクからの「資金流出が拡大する」と指摘。一方、スプリントの業績は、コスト削減効果などで「徐々に改善する」との見方も示した。
 S&Pの発表を受け、株価は一時、前週末比4.8%安となる5600円まで売られ、2週間ぶりの日中下落率となった。終値は同3.4%安の5680円。

===以上、引用===
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