先週末5日の米雇用統計を受けて、現時点では失業率より、雇用増加のスピードや方向性が注目されている様である。今回の雇用の大幅増加や過去分の上方修正により、9月の量的緩和縮小開始との見方(個別で見ると、製造業が弱い数字があるものの、米経済全体で見ると、景気は回復方向を辿り、雇用が増加し、賃金も少しずつ増え始め、結果的に消費が強くなる好循環)が台頭し、今週のFOMC議事録要旨やバーナンキFRB議長の講演を前にして、9月の量的緩和縮小開始を相場は少しずつ織り込み始めている様である。
本日の東商金夜間取引は、これと言った注目される経済指標発表も無く、為替相場を眺めながらの神経質な取引と思われる。NY金が1,200ドル台をキープ出来るかが、ここ数日のポイントとなりそうである。
夜間取引レンジ 3,911円~4,029円
池末
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