2013年7月8日 11時29分
泊原発1~3号機の再稼働に向け原子力規制委員会の市村知也安全規制管理官(左)に安全審査の申請書を手渡す北海道電力の酒井修副社長=8日午前、東京都港区
原発の新規制基準が8日施行されたのを受け、北海道、関西、四国、九州の4電力会社は同日午前、原子力規制委員会に対し、5原発10基の再稼働に向けた安全審査を申請した。
規制委は順次、安全審査に入るが、どの原発から審査するか順番は決まっていない。審査にかかる期間は「半年程度」との見方があるほか、審査を通過しても再稼働には地元同意が必要となる。
新規制基準は東京電力福島第1原発事故を教訓に過酷事故や地震、津波対策を強化し、再稼働は審査で新基準に適合しているかの確認が条件となる。