参院選公示後、最初の週末となった6日午後、安倍首相と民主党の海江田代表は大阪市内で相次いで街頭演説し、経済政策「アベノミクス」をめぐり舌戦を繰り広げた。首相が実体経済の改善を強調したのに対し、海江田氏は「暮らしを破壊する可能性が大きい」と指摘した。ほかの各党党首も街頭などで支持を呼び掛けた。
首相は大阪・梅田で、雇用環境が好転していると紹介し「民主党が3年かけてできなかったことを私たちは半年でやり遂げた」と説明。
海江田氏は大阪・難波で、アベノミクスに関し「(一過性の)打ち上げ花火。失敗したら真っ暗闇だ」と批判した。