昨日の米国株式市場は休場だった。米国の雇用統計の発表を今夜に控えて動きにくいと思われたが、本日の日本株全般は続伸した。東証1部では上昇銘柄数が1,409に対して、下落銘柄数は233となった。騰落レシオは106.66%。東証1部の売買代金は2兆505億円となり、辛うじて2兆円台を維持した。ドル円為替レートは100円台前半まで円安方向に動いた。
TOPIXも日経平均もギャップアップして始まりさらに上昇して陽線で終えた。地の利、時の利ともに買いなので上に振れやすい。日経平均で見ると、5月29日の戻り高値@14,512円が射程距離に入ってきた。日本時間の今晩の米国雇用統計の結果とその解釈次第だが。
TOPIX +18 @1,188
日経平均 +291円 @14,310円
業種別で見ると、上昇率順に鉄鋼(1位)、非鉄金属(2位)、ガラス・土石(3位)、証券(4位)、繊維(5位)となった。日経新聞の3Dプリンターの材料で群栄化学がまた急伸してストップ高となったことが目を引いた。円安を背景に自動車や電機も上げたが、それ以上に鉄鋼や非鉄金属が上げたところが意外感があった。